デュアルレンズのジンバルカメラ「Osmo Pocket 4P」が国内正式発表 シネマティックな映像性能をアピール 17ストップのダイナミックレンジを実現
DJI JAPAN株式会社は6月29日(月)、ポケット型ジンバルカメラの新モデル「Osmo Pocket 4P」を日本国内で正式発表した。同日より、直販サイトおよび正規代理店にて販売を開始している。価格は9万9,000円から。
本製品は5月初旬ごろから登場が予告されており、日本国内でも徐々に情報が公開されるなどユーザーの間で注目を集めていたが、このほど正式発表を迎えた。同社としては初となる「デュアルレンズ」を搭載したジンバルカメラであり、230gの軽量コンパクトなボディに、3軸メカニカルジンバルを内蔵している。
同社は2026年4月に「Osmo Pocket 4」を発売したばかりだが、今回登場した「4P」は、その「4」と比較してシネマレベルの映像性能を手軽に実現できる点をアピール。特別な設定をすることなく、日々のクリエイティブな撮影から本格的な映像制作までを軽快に楽しめる機能を多数盛り込んだとする。
メインの広角カメラには35mm判換算20mm(F2.0)のレンズを搭載。一方、新たに搭載されたサブカメラには、自然で印象的なポートレート撮影に適するという60mmの中望遠レンズ(F1.8)を採用。背景を圧縮して被写体を際立たせるボケ効果が得られるとしている。最大12倍のデジタルズームにも対応する。
広角カメラ側のイメージセンサーには、新設計の1インチCMOSセンサーを採用した。最先端のLOFIC技術を導入したことで、ハイエンドのシネマカメラに匹敵する17ストップのダイナミックレンジを実現。都市の夜景や夕焼け、逆光シーンといったコントラストが極めて高い環境でも、ハイライトからシャドウまで白飛びや黒つぶれを抑えた精細な記録を可能としている。
映像記録方式においては、最大4K240fpsの動画撮影に対応。動きの速いシーンでも高精細な最大8倍のスローモーション映像を撮影できる。
さらに、新しいカラープロファイルとして「10-bit D-Log 2」を搭載。10ビットの色深度により10億色以上を記録できるため、光と影の階調変化をなめらかに再現し、ポストプロダクションにおけるカラーグレーディングの自由度を大きく高められるという。
サンプルフォト(DJI JAPAN提供)
サンプルフォト(DJI JAPAN提供)
サンプルフォト(DJI JAPAN提供)
サンプルフォト(DJI JAPAN提供)
サンプルフォト(DJI JAPAN提供)
トラッキング機能として、「ActiveTrack 8.0」を搭載。12倍ズーム時でも人や乗り物、ペットといった動きのある被写体をフレームの中心にトラッキングし続ける。
操作面では、引き続き回転式のタッチ画面を採用した。画面を回転させるだけで即座に電源が入り、録画を開始できるクイック起動に対応。直感的なジェスチャー操作や、高画質な「4Kライブフォト機能」も搭載しており、片手でもスムーズで軽快な操作性を確保した。
電源は急速充電に対応しており、18分で80%までの充電が可能。フル充電時の駆動時間は最大210分で、最長3時間の撮影が行えるとしている。また、USB 3.1に対応しており、最大800MB/秒の有線転送を可能とする。
ラインアップは、周辺アクセサリーが付属する2種類のコンボを用意。価格は、補助ライトやハンドル、キャリーポーチなどを同梱した「スタンダードコンボ」が9万9,000円。さらにMic Mini 2トランスミッターやミニ三脚、キャリーバッグなどを追加した「Vlogコンボ」が11万3,300円となる。
製品カラーはクラシックブラックと、パールホワイト。
スタンダードコンボ
Vlogコンボ
競合となるジンバルカメラとしては、同じく2眼スタイルの「Insta360 Luna Ultra」が6月に登場したばかり。「Osmo Pocket 4P」においては、シネマ級の映像性能によってハイエンド層やプロフェッショナル用途への訴求を強めている。
