北中米W杯を戦う日本代表DF長友佑都(FC東京)が決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)のブラジル戦を2日後に控えた27日の練習後、報道陣の取材に応じ、グループリーグ第3戦スウェーデン戦後にテレビインタビューで発した「マンマミーア」の舞台裏を明かした。

 長友は25日のスウェーデン戦に後半30分から途中出場し、アジア人史上初となる5大会連続のW杯出場を達成。守備で1-1のまま試合を締める役目を果たし、グループリーグ自力突破に導いた後、テレビのフラッシュインタビューで「マンマミーア」と何度も唱える姿が大きな話題を呼んでいた。

 カタールW杯の「ブラボー」に続く名言誕生に長友は「勝ってなかったんでね。前のブラボーみたいに勢いよくって感じじゃなくて。あんな感じのマンマミーアになった」と苦笑い。「(堂安)律とか(板倉)滉とかと『何言うの?今回』とか言って、あいつらがいろんな案を出してくれたけど、実際には決まっていなかった。試合のテンションで、アドレナリンで降りてくる言葉を信じてやってきたのがマンマミーアでした」と舞台裏を明かした。

 その上で長友は「言葉も大事だけど、ピッチでしっかり示していかないといけない。自分が出たらサイドの選手をバチバチに止める準備はできている。負ける感覚は全くないので。5大会に出場したとかいろんな記録が出ているけど、記録はいつか後輩たちに打ち破られるので、それよりも記憶に残すことを意識したい。この日本代表チームに長友がいた、優勝メンバーに長友がいたということを皆さんの心の中に刻めるようにやりたい」と熱く決意を語った。

 さらに続けて長友は「ベスト32で終わるチームじゃないですよ。ありえないっす。絶対に終わらせない」と報道陣に熱弁。「皆さんもちゃんと残る準備をしておいてもらわないと。帰る準備なんかも飛行機を取っているなら全部キャンセルで。それくらいやってもらわないと。絶対帰らせないっす」と熱い要求を告げ、「日本中が忘れられない一日にさせます。W杯で本気のブラジルに勝つって言うのはそういうこと。人生で日本サッカーに携わって良かったなと心から思えるような日に絶対します」と熱く宣言した。

(取材・文 竹内達也)