【W杯】日本代表サポごみ拾い、なぜ浸透した? 海外メディア大絶賛の清掃作業 原点は「応援グッズ」
◇W杯北中米大会1次リーグF組 日本2―2オランダ(2026年6月14日 ダラス)
FIFAワールドカップ(W杯)1次リーグF組で、日本代表(FIFAランク18位)はオランダ(同8位)に2−2で引き分け、大きな勝ち点1を挙げた。試合後、毎回恒例となっている日本人サポーターによる「ごみ拾い」がこの日の試合後も見られ、脚光を浴びた。FIFA公式や海外メディアも称賛する行動は、いつから始まったのか。
試合後、日本代表サポーターは青いゴミ袋を手にスタジアムのごみを拾い始めた。この様子に、FIFAや海外メディアが反応。
FIFAの公式Xは、動画や写真でサポーターがごみ拾いする様子を投稿し「日本ファンがいつものように」「サムライブルーのサポーターたちは、再び完璧なマナーを示し、ダラス・スタジアムを去る前にスタンドを片付けました」と称えた。
また、米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」の公式Xは、米NFLジャイアンツのQBジェイミス・ウィンストンも参加したと投稿。「日本のファンはいつも試合後に観客席を片付けますが、今回はジェイミス・ウィンストンが一緒に参加しました」と写真付きで伝えた。
日本人サポーターによる試合後のゴミ拾いは、前回のカタール大会でも注目を集めた。「偽善活動」「清掃員の仕事を奪う」などと批判の声も一部から上がり、ネットのみならずテレビ・新聞などを巻き込み大論争となっていた。
世界から注目を集めたのは1998年、日本がW杯本選に初出場したフランス大会と言われている。それ以前も予選時の清掃活動が行われていたというが、大きく注目されたのはフランス大会からとなる。
この行為について、原点は日本代表の「応援グッズにある」と、「W杯芸人」の異名を持つお笑いコンビ「カカロニ」のすがやなおひろはカタール大会時のスポニチアネックスの取材に回答している。
「日本には、青いゴミ袋に空気を入れて、バルーンのようにして応援するというスタイルがあります。青いゴミ袋は軽くて安価、現地の外国人にも配りやすいし、日本人にも配りやすい」とこのスタイルが流行した理由を明かし「“せっかくゴミ袋なんだから、最後は掃除して帰ろうよ”となりました」と経緯を明かしていた。
