いまやドジャースのエース(C)ロイター/Imagn Images

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 あと少しで完全試合という投球をみせたのがドジャースの山本由伸(27)だ。

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 日本時間14日のホワイトソックス戦は、八回2死まで走者をひとりも出さない投球。遊撃手・ベッツの失策で完全試合を逃すと、続く九回、この回先頭のピーターズに本塁打を浴びてノーヒットノーランも逃した。次打者を中飛に打ち取って降板し、この日は8回3分の1、109球を投げて1安打1失点、7奪三振、無四球だった。

「調子自体はめちゃくちゃ良かったわけではないですけど、失投を気を付けて丁寧に、いいコースに投げていけた。(九回の本塁打は)インコース高めを狙ったのが甘く入りましたけど、実力不足です」とは試合後の本人だ。

 前回7日のエンゼルス戦を22者連続アウトで締めていた山本は、この日でメジャー歴代2位タイの45者連続アウトと記録を伸ばした。

 快刀乱麻の投球で今季7勝目(4敗)、防御率は2.52となったが、山本には数字に表れない価値があるという。

「ローテを守り続ける安定感と、チームへの献身です」と、特派員のひとりがこう続ける。

「昨シーズン、ドジャースで年間を通じてローテを守ったのは山本ひとりでした。最後のワールドシリーズ第3戦は延長十八回にもつれると、完投勝利から中1日にもかかわらず十九回の登板を志願してブルペンに走っています。この姿勢がナインの士気を鼓舞したし、連覇を決めた第7戦では前日の先発から中0日でリリーフ登板してワールドシリーズMVPを獲得した。そうやって昨季は最後までフル回転したにもかかわらず、今季は3月のWBCからスタートし、開幕から先発ローテーションを守っています。マウンド上では、右肘から手首にかけて自分でマッサージをしていたこともありました。張りがあるのかもしれませんけど、それでもこの日のようにチームのためならと、腕を振り続ける姿勢はナインの大きな支持を得ています」

 ドジャースにはグラスノー(32)やスネル(33)といった大物の先発投手がいるが、山本は暇さえあれば休んでいる彼らに代わってエースとしての役割を果たしているというのだ。

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 ところでドジャースといえば、佐々木朗希に「心配の種」がある。いったいどういうことか。●関連記事 【もっと読む】佐々木朗希の快進撃に暗雲 では、それらについて詳しく報じている。