福岡市で闘犬種「ピットブル」飼育管理の見直しへ 全国で事故が相次ぐ
報道によると9日、福岡県福岡市では、人に危害を加える可能性が高い「闘犬種」について飼育管理方法の規制強化を検討する方針を固めた。
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これは2025年2月に同市において闘犬種である「ピットブル」が飼育場から逃げ出し、散歩中の女性を襲い女性が大怪我をしたことで飼育管理方法の見直しが行われたという。
またピットブルによる事故は、2023年に岐阜県各務原市にて高校生が噛まれた事故のほか、2020年にも千葉県で発生しており、それぞれ大きなけがを負っている。
ピットブルは前出の通り、闘犬であり筋肉質な身体に鋭いキバが生えた攻撃性の高い犬である。だが、飼い主には従順という性格もありその姿が「かわいい」とファンには人気の高い犬種であった。
ピットブルによる事故は近年増加傾向にあり、特に岐阜県のケースでは2024年、「重大な事故が生じる危険は十分予見できた」とし、岐阜地裁が飼い主に対し、重過失致傷の罪で禁錮6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡したことが話題となった。
このようにピットブルなど闘犬種による傷害事故は既に「社会問題」になりつつあるのだ。
また、闘犬種を含む俗にいう「危険動物」の飼育に関しては、全国的に取り締まる法律が存在せず、市町村など自治体の管轄となる。
環境省のホームページによると、人に危害を加える可能性のある動物の愛玩目的での飼育は2020年6月から約650種が禁止されているが、そのほとんどはトラやクマ、ゾウやオオカミなど基本的に入手不可能なものであり、ピットブルをはじめとする攻撃性の強い犬に関しては取り締まる法律がなく、基本的には自治体任せとなっている。
今回、事故のあった福岡市は先手を打つ形で飼育管理方法の規制強化を決めたが、他の自治体も追従する必要はあるかもしれない。
