家事を見直して暮らしをラクにしてみませんか。「10年前は家事が負担になっていて、できていないことに落ち込む日もありました」というのは、整理収納アドバイザーでESSEベストフレンズ101メンバーのKEACONさん。この10年でやめてラクになったことについて語ります。

1:外干しをやめたら、洗濯の負担が激減

10年前は子どもたちもまだ小さく、住んでいたのは賃貸のマンション。当時を振り返ると、家事のいちばんのストレスは毎日の洗濯でした。

【写真】学校の収納を参考にしてすっきり片付くランドセル置き場

乳幼児だった小さな息子たちの世話に追われ、ふと気づけば洗濯機が止まってから数時間。「あぁ、また干せてない」と落胆し、雨が降ればリビングを圧迫する洗濯物にため息をつく。そんな毎日の繰り返しでした。

そこで外干しをやめて、「室内干し」に振りきることに。

8年前に自宅を建てた際に、洗う・干す・畳むが室内で完結する洗面脱衣室を計画。天気に左右されず、濡れた洗濯物を外まで運ぶ必要もなく、自分のタイミングで作業ができるため、洗濯の負担が大きく減りました。

以前は、日中に外で乾かすために朝に洗濯機を回していましたが、今は除湿機を使うため、夜寝る前に干すのがルーティンに。あわただしい朝に「洗濯干し」というタスクが1つ減って、時間にもゆとりが生まれました。

2:片付けやものの管理、ひとりでするのをやめた

子育てに追われていた10年前は、ものの置き場所を把握しているのは私ひとり。家族に「あれはどこ?」と聞かれたり、置き場所が定まっていない荷物にモヤモヤしたりすることもありました。

家族みんながものの場所を把握してくれたら、私はもっとラクができる! そう考え、ひとりでものを管理するのをやめて、家族みんなが片付けやすい家づくりを目指すことにしました。

ヒントにしたのが、小学校の教室にあるランドセルロッカーや、スーパーの陳列棚といった、街にあふれる「片付く仕組み」です。

たとえば、わが家のランドセル置き場。自宅では散らかりがちなランドセルも、学校の教室では何十人も子どもがいるはずのに、床にランドセルが投げ出されていることはありません。このことに気づき、教室と同じような配置の棚を計画することにしました。

すると、リビングに出しっ放しになることがなくなり、「片付けなさい」と言うストレスを手放せました。

また、パントリーはたくさんの商品が効率よく収まっているスーパーの陳列棚を参考に。収納ケースにラベルをはることで、家族も場所を把握でき、在庫の管理もしやすくなりました。

この10年、片付けの「仕組み」の力で家事が時短できているのを実感中。節約できた時間が、私の気持ちの余白にもつながってくれています。