復帰戦となったアイスランド戦は前半のみで交代となった遠藤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 日本代表の遠藤航は、果たしてワールドカップに間に合うのか。

 左足甲の靭帯断裂という大怪我を負ったキャプテンは5月31日のアイスランド戦で約3か月半ぶりに実戦復帰。だが、左足に違和感を覚え、ハーフタイムで交代となった。

 メキシコのモンテレイに入ってからも3日間連続で練習を欠席し、ホテルで別メニューとなっている。

 同じく別調整の瀬古歩夢は練習場に来て、できるところまでは全体練習に参加している(5日の練習は冒頭15分のみの公開のため不明)。山本昌邦技術委員長は4日のトレーニング前に「回復途中にある」とコメントしていたが、まだホテルにいるという事実は状態が良くないことを物語る。

 14日のオランダ戦までは(現地時間で)あと8日。現状では、初戦で起用するのは難しいだろう。まだ試合勘・コンディションともに、万全ではないと感じたアイスランド戦のパフォーマンスを考えても、リスクが高すぎる。
 
 気になるのは、5日に“サポートプレーヤー”として合流した吉田麻也の発言だ。

「勝ち進むと考えたら、ワタルとかも逆にベスト32、16ぐらいで一番いい状態で、みんなが疲れてきたぐらいから入ってきたら、いちばん活躍できるんじゃないかな」

 遠藤の怪我について「状態はわからない」と言ってはいたものの、アイスランド戦はともにプレーしており、再合流してからも少なからず情報は耳に入っているはず。グループステージでプレーできない可能性もあるのではないかと勘ぐってしまう。もちろん、そうならないことを祈りたいが...。

 キャプテンの不在は影響が小さくないだけに、状態が懸念される。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

【記事】「別格だった」アイスランド代表の主将が脱帽した森保ジャパン戦士は? 久保でも中村でもなく…日本代表の印象は「明らかに技術が高い」