退所騒動で揺れる女優・尾碕真花

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 女優・尾碕真花(25)と大手芸能事務所「オスカープロモーション」の退所を巡る対立が、SNSや公式サイト上で泥沼の様相を呈している。両者の主張は大きく食い違い、解決の糸口は見えてこない。同事務所に所属して14年、尾碕とオスカーの間に何があったのか。

【写真】オスカーの公式サイトにそのまま残された尾碕のプロフィールページほか、デビュー当初の写真や、ロングヘア時代の姿なども

〈この度、尾碕真花は2026年5月31日をもちまして、オスカープロモーションを退所いたしました〉──騒動の発端は、6月1日に尾碕が自身のSNSで突如、発表した退所報告だった。

 この投稿に対してオスカープロモーションは公式サイトで〈当社へ一方的に退所の意思が通知されていたことは事実ですが、当社と尾碕真花の専属マネジメント契約は現在も契約期間中であり、また、当社と尾碕真花が専属マネジメント契約の解除に合意した事実もございません〉と、退所を否定した。

 オスカーの声明を受けて、尾碕は翌日に新たなコメントをSNSに投稿。彼女によると、数か月前から円満退社に向けて事務所と話し合いを続けてきたが、事務所は〈問題解決に向けた具体的な提案や回答はほとんど得られず、一方的な要求や威圧的とも受け取れる対応が繰り返されました〉と主張。話し合いが難航し、退所の時期を当初希望していたタイミングから延期したという。

 退所交渉の中では〈到底容認することのできない犯罪に該当し得る行為が確認〉され、〈事務所との信頼関係は完全に失われ、修復は不可能であると判断〉したとして、事務所への不信感を露わにした。

 オスカープロモーションは尾碕のコメントを受け、その主張をこう全否定している。

〈本日、当社所属タレントである尾碕真花が、自身のSNSで、当社において、「犯罪に該当し得る行為」があった旨の投稿を行ったことが確認されました。当社は、犯罪に該当し得る行為を一切しておらず、尾碕真花による発信は事実と異なるものです〉

 12歳で芸能界の門を叩いた尾碕。2012年に第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、2019年にスーパー戦隊シリーズ『騎士竜戦士リュウソウジャー』でヒロイン役のリュウソウピンクに抜擢された。2022年にNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演。2024年には連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)では星航一(岡田将生)の娘役・のどかを演じ業界内外から注目を集めた。

 女優志望だった彼女は、順調にキャリアを積み重ねていた。

 一方、"美の総合商社"と称されたオスカープロモーションは、後藤久美子や米倉涼子、上戸彩、菊川怜、武井咲、剛力彩芽、藤田ニコルなど、錚々たる女優やモデルを輩出してきた。しかし、創立50周年の節目に米倉ら主力タレントや担当マネジャーらが大量に退社し、エンタメ界を驚かせた。昨年には小芝風花がトップコートへ移籍した。

 芸能関係者は、両者の対立がエスカレートしていった経緯をこう明かす。

「長年、尾碕さんの担当マネージャーはA氏が務めていました。A氏は都内の有名大学を卒業後、大手企業の営業を経て、彼女が入所した2012年にオスカーに入社しています。向上心があり、創業者の古賀誠一会長にも気に入られて40代で執行役員にまで上り詰めた人物です。オスカーでは、尾碕さんのほかにも多くの人気タレントを担当していたそうです」

 だが、敏腕ぶりを発揮していたA氏は今年オスカーを退社したという。前出の関係者が続ける。

「A氏は入社当初から『経験を積んだら、いずれは独立する』と話していました。上司に退社を伝える際、『辞めてもいいけど、タレントは連れていくな』と、忠告を受けたそうですが、『本人がついてきたいと言ったら仕方ないです』と答えたようです。

 結局、A氏は退社日まで姿を現わすことはなく、最後の挨拶もないまま辞めていったと聞いています。A氏が今後、尾碕さんのマネジメントに関わるかはわかりませんが、長年支えてくれたマネージャーの退社は、彼女にとっても大きかったでしょう」

 A氏の退社などについて、オスカープロモーションに問い合わせると、以下のように回答した。

「個人情報、業務情報に該当しますので、お答えを差し控えさせていただきます」

 尾碕の今後の動向が注目される。