JRT四国放送

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6月5日に開幕する県高校総体。

フォーカス徳島では、シリーズで注目校や選手を紹介しています。

最終日の5月28日は、ここ数年、全国でも結果を残し勢いにのる「城ノ内中等教育学校・フェンシング部」です。

城ノ内中等教育学校フェンシング部。

創部から約40年、高校生にあたる後期課程では現在、男子2人、女子9人の11人が日々技を磨いています。

チームは今、かつてない勢いにのっています。

2026年3月の全国高校選抜大会では、女子団体フルーレで県勢過去最高の3位入賞、2024年のインターハイでは、男子が団体ベスト8に食い込むなど、目覚ましい躍進を遂げています。

チームを引っ張るのが、部長の五藤祐人選手。

専門種目の「エペ」は頭からつま先まで全身が有効面となる、一瞬の油断も許されない種目です。

五藤選手はスピードと正確さ、そして無駄のない動きを武器に戦います。

(城ノ内中等教育学校フェンシング部・五藤祐人 選手)
「強さの秘訣は、6年間一緒にやってきた仲間たちの支えもあったり、1人で家で自主練習やって試合で結果を残したいという思い」

思うように勝てない、苦しい時期も経験してきたという五藤選手。

集大成となる高校総体への意気込みを聞きました。

(城ノ内中等教育学校フェンシング部・五藤祐人 選手)
「ラストの総体までもうすぐなので、後悔のないように練習を詰めてやっていきたい」
「まずは総体で優勝してインターハイの権利を取り、インターハイでは1位目指してがんばります」

弾ける笑顔が印象的な彼女も、チームを牽引する有力選手。

フルーレが専門の高畠望さんです。

フルーレは、頭や両手足を除いた胴体のみが有効面となる種目。

高畠選手は鋭いアタックによる攻撃的な姿勢、緻密なフットワークを武器に相手を圧倒します。

(城ノ内中等教育学校フェンシング部・高畠望 選手)
「部活だけじゃなくて、家での自主練とかお菓子をやめるとか。自分に厳しくっていうのが、部活の結果につながるのかなと思う」

この日行われていたのは、1対1の個人レッスン。

いかなる戦況にも瞬時に対応できるよう、反復練習で技の正確性を体に染み込ませていきます。

生徒を指導しているのは、顧問の桝井美則教諭。

一人一人の個性にあわせた的確なアドバイスを送り、さらなるレベルアップを図ります。

(城ノ内中等教育学校フェンシング部 顧問・桝井美則 教諭)
「下がるんだったら今の距離だったら下がりっぱなし、下がってしきりなおし、どっちでもいいよ。それ考えよう」

(城ノ内中等教育学校フェンシング部 顧問・桝井美則 教諭)
「(選手たちは)試合に対してストイックというか、自分で積極的にいろんな試合に参加しようとしたり、積極性もあったり」
「6年生は特に最後の大会になってくるので、悔いの残らないように」
「まずは県予選でしっかりとインターハイに行く権利を勝ち取って、最後、笑顔で終われることが一番かなと」

練習後はメンバー同士、互いにアドバイスを送り合う場面も。

「足が止まって」
「足うごかっしょったら」
「牽制中にくるってこと?」
「前行き過ぎとるんやと思う」
「もっと ぽんぽん」
「おっけー」

(カメラマン)
「彼女(高畠選手は)強いですか?」

(フェンシング部員)
「望ですか?めっちゃ強いですよ。私は取れても1点」
「望が油断しているときにいって、1点取るみたいな」

(城ノ内中等教育学校フェンシング部・高畠望 選手)
「めっちゃ喜ぶんですよ(点)取ったら。めっちゃ腹立ちます」

(城ノ内中等教育学校フェンシング部・高畠望 選手)
「部活できるのもあとちょっとなので、部活の時間も大切にしながら県の高校総体はしっかり勝って」
「インターハイでは3位は絶対取りたい。優勝も目標に頑張っていきたい」

支えてくれるまわりの人々への感謝を胸に、日々、泥臭く剣を振るい続ける城ノ内フェンシング部。

暑い夏がまもなく幕を開けます。

県高校総体のフェンシングは、6月6日と7日の2日間行われます。