株価指数先物【寄り前】 ギャップアップで+2σ水準が射程に入る
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 62190 +2770 (+4.66%)
TOPIX先物 3813.0 +92.0 (+2.47%)
シカゴ日経平均先物 62110 +2690
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
6日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領が、来週に予定される米中首脳会談の前にイランと合意する可能性があるとの考えを示したと伝えられた。米ニュースサイトのアクシオスは複数の情報筋の話として、米国がイランとの戦闘終結に向けた覚書を用意し、合意に近づいていると報じた。WTI原油先物価格が1バレル=95ドル台と大幅に下落したことで投資家心理が改善し、幅広い銘柄が買われた。また、4月のADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が予想を上回ったことも、米経済の底堅さを示す内容として材料視された。
NYダウ構成銘柄では、予想を上回る決算を発表したウォルト・ディズニー の上昇率が7%を超えたほか、エヌビディア 、ハネウェル・インターナショナル 、シャーウィン・ウィリアムズ 、スリーエム が買われた。半面、シェブロン 、セールスフォース 、シスコシステムズ 、IBM 、ビザ が軟調。
シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比2690円高の6万2110円だった。1日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比40円安の5万9380円で始まった。米国市場の取引開始後につけた5万9110円を安値に切り返すと、祝日取引で5万9000円~6万円辺りでのレンジ推移が続くなか、5日のナイトセッションでは6万0750円まで買われた。さらに、6日の祝日取引で6万1000円台に乗せると、ナイトセッションでは6万2370円まで買われ、日中比2770円高の6万2190円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まるだろう。連休前に割り込んでいたボリンジャーバンドの+1σ(6万0180円)を明確に上抜けており、+2σ(6万3190円)に接近してきた。連休中の地政学リスクを警戒し持ち高を圧縮していたとみられるなかで、改めてロングポジションを積み増す形になりそうである。
さらに、先物とのカイ離の大きさから現物にはインデックスに絡んだ買いが集中することになるため、多くの銘柄が買い気配から始まるだろう。ヘッジ手当の先物買いが積み上がるほか、ショートカバーの動きも強まることが見込まれる。ショートカバーを狙ったロングを誘う形にもなり、上へのバイアスが強まりやすい。
週足の+2σ(6万2490円)水準では、強弱感が対立する可能性はありそうだ。ただ、同バンドを上抜けてくるようだと、日足の+2σを捉えてくる展開が意識されそうであり、オプション権利行使価格の6万1500円から6万3000円辺りのレンジを想定する。
指数インパクトの大きい値がさハイテク株が寄り付いてくると、ヘッジを外す動きに向かわせるため、利食いに伴うロング解消が入る可能性はあるだろう。しかし、6万2000円辺りで底堅さがみられる場面では、押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。
6日の米VIX指数は17.39(5日は17.38)に上昇した。小幅に上昇する形だったが、一時16.18まで下げる場面もみられている。200日移動平均線(18.33)から下放れる動きのなかで、昨年12月24日につけた13.47が次第に射程に入ってくることになるため、リスク選好に傾きそうだ。
1日のNT倍率は先物中心限月で15.96倍(4月30日は15.90倍)に上昇した。大型連休前でリバランスが優勢となり、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]の持ち高調整が強まる一方で、TOPIX型の買い戻しに向かわせた形であろう。全面高の中で再び半導体やAI(人工知能)関連株のインパクトが強まる可能性もあるため、NTロングでのスプレッド狙いとなろう。
株探ニュース
日経225先物 62190 +2770 (+4.66%)
TOPIX先物 3813.0 +92.0 (+2.47%)
シカゴ日経平均先物 62110 +2690
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
6日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領が、来週に予定される米中首脳会談の前にイランと合意する可能性があるとの考えを示したと伝えられた。米ニュースサイトのアクシオスは複数の情報筋の話として、米国がイランとの戦闘終結に向けた覚書を用意し、合意に近づいていると報じた。WTI原油先物価格が1バレル=95ドル台と大幅に下落したことで投資家心理が改善し、幅広い銘柄が買われた。また、4月のADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が予想を上回ったことも、米経済の底堅さを示す内容として材料視された。
NYダウ構成銘柄では、予想を上回る決算を発表したウォルト・ディズニー の上昇率が7%を超えたほか、エヌビディア 、ハネウェル・インターナショナル 、シャーウィン・ウィリアムズ 、スリーエム が買われた。半面、シェブロン 、セールスフォース 、シスコシステムズ 、IBM 、ビザ が軟調。
シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比2690円高の6万2110円だった。1日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比40円安の5万9380円で始まった。米国市場の取引開始後につけた5万9110円を安値に切り返すと、祝日取引で5万9000円~6万円辺りでのレンジ推移が続くなか、5日のナイトセッションでは6万0750円まで買われた。さらに、6日の祝日取引で6万1000円台に乗せると、ナイトセッションでは6万2370円まで買われ、日中比2770円高の6万2190円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まるだろう。連休前に割り込んでいたボリンジャーバンドの+1σ(6万0180円)を明確に上抜けており、+2σ(6万3190円)に接近してきた。連休中の地政学リスクを警戒し持ち高を圧縮していたとみられるなかで、改めてロングポジションを積み増す形になりそうである。
さらに、先物とのカイ離の大きさから現物にはインデックスに絡んだ買いが集中することになるため、多くの銘柄が買い気配から始まるだろう。ヘッジ手当の先物買いが積み上がるほか、ショートカバーの動きも強まることが見込まれる。ショートカバーを狙ったロングを誘う形にもなり、上へのバイアスが強まりやすい。
週足の+2σ(6万2490円)水準では、強弱感が対立する可能性はありそうだ。ただ、同バンドを上抜けてくるようだと、日足の+2σを捉えてくる展開が意識されそうであり、オプション権利行使価格の6万1500円から6万3000円辺りのレンジを想定する。
指数インパクトの大きい値がさハイテク株が寄り付いてくると、ヘッジを外す動きに向かわせるため、利食いに伴うロング解消が入る可能性はあるだろう。しかし、6万2000円辺りで底堅さがみられる場面では、押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。
6日の米VIX指数は17.39(5日は17.38)に上昇した。小幅に上昇する形だったが、一時16.18まで下げる場面もみられている。200日移動平均線(18.33)から下放れる動きのなかで、昨年12月24日につけた13.47が次第に射程に入ってくることになるため、リスク選好に傾きそうだ。
1日のNT倍率は先物中心限月で15.96倍(4月30日は15.90倍)に上昇した。大型連休前でリバランスが優勢となり、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]の持ち高調整が強まる一方で、TOPIX型の買い戻しに向かわせた形であろう。全面高の中で再び半導体やAI(人工知能)関連株のインパクトが強まる可能性もあるため、NTロングでのスプレッド狙いとなろう。
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