片付いた家のために、ものを減らすことは有効な方法です。でも逆に、快適な暮らしのために「家電をあえて増やした」というのは、夫と3人の子どもと暮らす、整理収納アドバイザーのESSEベストフレンズ101メンバー・高橋香織さん。長らく使うのをやめていた電子レンジを再導入したことで、そのメリットや「今の暮らしに必要かどうか」について改めて考えるきっかけになったそう。ここでは、そんな高橋さんが実感したもの選びの基準について語ります。

5人家族、電子レンジなしで暮らしていた理由

電子レンジを使わなくなったきっかけは、キッチンのコンロ下に備えつけてあったオーブンレンジの電子レンジ機能だけが壊れてしまったことです。ビルトインタイプだったため簡単に処分することもできず、オーブンとしては使える状態だったので、そのまま使い続けることに。

【写真】壊れてしまったビルトインタイプの電子レンジ

新しく電子レンジを買いたすかどうか迷ったのですが、「なくても暮らせるのでは?」と思い、そのままレンジなし生活を始めてみることにしました。

電子レンジがなくて少し不便なことも

実際に生活してみると、ちょっとした困りごとも。たとえば、夕飯を食べるタイミングが違う夫の分を温め直すときなどです。こうした不便さを感じるなかで、「やっぱり電子レンジは必要だな」と思うようになり、電子レンジ購入を考えるように。

ライフスタイルに合わせて「今の暮らしに必要なもの」を考える大切さを実感したできごとでした。

電子レンジ再導入で快適さを実感

そんなタイミングで、祖母の家の片付けの際に電子レンジを譲り受けることができることに。久しぶりに使ってみると、「ちょっと温める」ができる便利さを改めて実感。夫の夕食の温め直しがスムーズになったほか、お肉の火のとおり具合を調整することも簡単になりました。

再度使いだした電子レンジですが、キッチンの中ではそれなりにスペースを取るのに、使用頻度はそこまで多くありません。「このスペースに対して、この使用頻度はどうだろう」と思う気持ちがあるのも事実です。

それでもレンジなし生活を経験したことで、今は「わが家には必要なもの」と納得して、電子レンジを使っています。実際に使わない生活を経験してみたからこそ、わが家にとって本当に必要なものが見えてきた気がします。