Apple Vision Proを開発した元Apple社員が作る「AI Button」
AI台頭で、スマホに代わるAIガジェット、スマホと連携して使うAIアクセサリのアイディアが続々登場しています。より直感的、より便利にAIを使うには、ポケットの中のスマホでは遅いというわけですね。
その新たなAIガジェットとして登場したのが「Button」。バッグやシャツにこの“ボタン”をつけておけば、押すだけでAIを発動させることできるガジェットです。
Wiredが、Button開発者Chris Nolet氏とRyan Burgoyne氏にインタビューしています。
Buttonってどんなガジェット?
Buttonの見た目は、iPad shuffleを彷彿とさせるシンプルさ。そう、Nolet氏とBurgoyne氏はApple出身、Apple Vision Proの開発に携わった人物です。
Buttonのボタンを押してチャットボットのように話しかけると、その質問の答えやリクエストをこなしてくれるというもの。スピーカーを搭載していますが、イヤホンやヘッドフォンとBluetoothで接続して、そこから聞くことも可能。単体でのネット接続(セルラー通信)はなしで、Bluetooth接続したスマホと連携する想定だそう。
また、サブスクサービス「Button AI Pro」があり、そちらは月額7.99ドル(約1200円)。
Buttonの原動力となるのは生成AIですが、このAIがタスクを端末内で処理しているのか、スマホと連携してそちらで処理するのか詳細まではわからず。OpenAIやGoogleなど、どのAIモデルを使うのか、カスタマイズはされているのかも不明。
開発者2人が懸念するのはButtonの反応速度とのことですが、処理スピードはクラウド処理ならネット速度、端末処理なら端末スペックによるので、具体的にどの心配しているかまではわからず。
有料サブスクについても、有料のみで使える機能があるかなど、その詳細も不明。つまり、現時点ではまだまだハッキリしないことだらけなわけです。
Buttonは今年12月発売を目指しており、価格は180ドル(約2万7000円)。リリース時はiOSのみ対応で、Androidはなし予定。
既視感が…
元Appleの中の人が作るAIガジェット…。そのくだり、聞いたことありますね。そう、Humane AI Pinです。その注目度は高かったものの、発売から1年もたずにディスコン、HPが買収して姿を消しました。
さて、Buttonはどうなるか…。

