脳科学者・茂木健一郎氏が、『#脳教室 ベストを尽くすそのやり方は、人によって違うよね』と題した動画で、自身の考える“ベストを尽くす”という姿勢について語った。

茂木氏は冒頭で「ベストを尽くすべきだって言うじゃん。全くその通りだと思うんだけどさ、一つ分かっていた方がいいのは、ベストって人によって違うってこと」と述べ、自己や他者の「ベスト」の基準は一律ではないことを強調。続けて、「その人にとってのベストっていうのが、他人から見るとなんか全然ベストじゃないじゃんかとか、努力してないじゃんかって見えることもあるんだけど、でもその人は実は一生懸命やってるわけさ」と、表面的な努力や評価では見えない部分を指摘した。

さらに茂木氏は、「目指してるところとか、大切にしてることが違うかもしれないじゃない。もちろんスタートラインだって違う。その人の持って生まれたものも違う。経験も違う」と発言し、誰もが異なる条件・環境のもとにいることを説明。その上で「ベストを尽くすっていうのは、その人にとってのベストで、何がベストかってのは本当は分かんなかったりするわけだよね」と、他人が簡単に判断できない“ベスト”の奥深さを語った。

なぜ「ベストを尽くせ」と言われるのかについては、「心の持ちを、そういう気持ちでやろうぜってことだよね」と解説し、「気持ちでやったからといって別にベストになるとは限んないんだが、とにかくお互いに、一生懸命この人やってんだろうなっていう、リスペクト、尊重すること、これが大切で」と強調。茂木氏は「そのことが自分を尊重することにも繋がっていくんだよね」と動画を結び、他者の努力と多様な価値観へのリスペクトの重要性を訴えていた。

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