脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネルで「大阪市長、横山英幸さんの『反万博ビジネス』というご発言について」とのテーマで、万博に関する多様な意見について語った。横山市長が「ネガキャン対策も進めますが、ごく一部のバカバカしい反万博ビジネス、反対ありきの政治家や一部メディアの声は必要以上に相手にしなくていいと思ってます」と述べたことを受け、茂木氏は万博を巡る様々な議論の健全さについて自身の見解を示した。

茂木氏は「万博についていろんな声があるのは、僕はこれ健全なことだと思うんですね。」と述べ、万博やIRを巡る多様な意見を受け入れる姿勢を示した。さらに「僕は万博楽しみな立場ですし、伊東豊雄さんが言われるように、最先端の建築を見る場所なんだっていう、その意味では万博は本当にすごい」と万博への期待感を表明。一方で、「反対することが政治的に得点になっちゃうという時代ってずっと続いてきた」とも指摘し、反対意見が持つ政治的意義についても考察した。

また、「もし反万博ビジネスやるんだったら、たとえば、違う形でオルタナティブな催しやるって方が楽しいのかな」と提案。茂木氏は、意見を表現する自由の重要性を訴えつつ、「万博協会さんが赤旗の取材を拒否されたのはもったいなかったな」との見解も示し、未来に向けた多様な表現活動を促した。

動画の終わりに、茂木氏は「反対する側の方々も、ただ反対しているだけだとちょっと弱いから、もしオルタナティブなこういうことにエネルギー注いだ方がいいんじゃないですかっていうのを示すことができたら、それは一つの面白い動きにはなるかなと思います」と締めくくり、建設的な議論と行動を促した。

チャンネル情報

一人ひとりの「個性」が活かせて、「自由」で、「創造的」な生き方ができるように、応援するような発信をしていきたいと思います。複雑な現代を生きるための、科学、社会、本、音楽、映画、文化、芸術、人間、コメディを扱う総合的な脳の教養のチャンネルです。人間の脳のこと、人工知能のこと、創造性のこと、個性のことなどを考えます。