脳科学者・茂木健一郎氏が、最新のYouTube動画で「ヒューマノイドロボットにおける『志向性』」について語った。茂木氏は、ロボットのファンデーションモデルがNVIDIAをはじめとする多くの企業によって開発されている中で、ヒューマノイドロボットに必要な要素を検討した。

茂木氏は、ロボットの「センソリモーターコーディネーション」について説明しつつ、「感情のところは最後までオプショナル」と述べた。彼は、現時点でヒューマノイドに感情を持たせるユースケースが少ないとして、人間と同様の感情面の実装は後回しにされるべきだと考えている。

また、茂木氏は「インテンショナリティ」、すなわち志向性がロボットにおいて非常に大きな問題であると指摘する。彼は、短期的な志向性は比較的研究しやすいが、「パーポスや生きがい」などの長期的な志向性については、人間自身でも解析が難しいとし、人間の脳をヒューマノイドにどう落とし込むかはチャレンジングだと述べた。

動画の締めくくりとして、茂木氏は「今後もヒューマノイドロボットにおけるインテンショナリティの問題に注目していきたい」と語り、ヒューマノイドの未来に大きな期待を寄せた。

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