脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネルで「短い怒り、長い怒り」と題し、感情について考察しました。茂木氏は、一般的に悪い感情とされる「怒り」を多角的にとらえ、その中でも「長い怒り」が持つ重要性について熱弁を振るいました。

茂木氏は「長い怒り」を、現状に対する強い拒否感や、システムや文化に対する異議申し立てとして捉えます。彼は、「現代社会で短い怒りは良くないが、長い怒りは終わったあとも続き、脳がそれを記憶して生きる態度になる」と説明。例えば、スティーブ・ジョブズがコンピューターの現状を否定し、MacやiPhoneを作り上げた過程を「長い怒り」が原動力となった例として挙げました。

さらに茂木氏は、「短い怒りは生物的に意味があるが、現代社会ではむしろ、長い怒りを大切にすべきだ」とし、社会変革や企業の立ち上げにもつながる可能性を示唆しました。「長い怒り」が生んだ偉大な成果を例に、聞き手に「現状に対する異議申し立てを忘れず、コツコツ続ける長い怒りを持ち続けよう」と呼びかけました。

動画の締めくくりでは、茂木氏は「長い怒りを忘れないようにしたい」と語り、その感情が持つポジティブな面を再確認する経済を披露しました。視聴者に対しても、自らを奮い立たせ、より良い社会のために行動することを促しました。

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