社長が代わるNTT、次期経営陣に求められること
「(鵜浦社長は)当期利益の過去最高値を3期連続で更新し、大きく会社を変えた。後任になったのは光栄であると同時に大変な重責だが、覚悟して臨みたい」―。沢田次期社長は就任への決意をこう述べた。
今後の成長の柱となる世界規模でのクラウドビジネスについても、南アフリカのIT子会社ディメンション・データと、NTTコミュニケーションズのクラウドサービス開発部門の統合などで手を打った。
相談役に退く鵜浦社長は6年前の就任時に「(社長を退いた後に)大きな舵を切ってもらってよかったと後輩たちに言われるような仕事をしたい」と語っていた。その大きな舵を切った後は「篠原弘道会長(現副社長)、沢田社長という新体制でと2年前に決めていた」と明かす。
NTT東日本の社長には同社の井上福造副社長(62)、NTT西日本の社長に持ち株会社の小林充佳常務(60)、NTTデータは本間洋副社長(62)が昇格する。「バリューパートナーを目指して自己変革する基本を継承しながら新しいサービスを加えていく」(沢田次期社長)ことが次期経営陣の課題となる。
