LINEのフェイクニュースを活用した電脳防災って何?
例えば参加者ごとに情報配信の表現を変えて避難行動につながった割合を比較する。同じ災害であっても「事故」あるいは「災害」のいずれで表記されるかで避難の初動が変わることがある。
メディアの協力を得て災害に関するニュースや誤報、フェイクニュースを作成して配信する予定。それぞれの影響の大きさや情報修正の仕組みが機能するか検証できる。
避難者が逃げる道すがら周囲を撮影して、LINEに送ると被害状況を大まかに把握することが可能で、市民の協力率と調査精度を検証できる。
またスマートフォンが機能しないなど通信インフラが停止した地域を再現することも検討中。災害情報を遮断した上で参加者の動きのみを追跡し、模擬的に通信インフラ遮断や部分復旧を再現する仕組みを想定する。
フェイスブックなどのプラットフォーマーは、ヘイトやフェイクニュースなどのコミュニケーションバイアスについて社会的な責任を問われる場面が増えている。LINEは、いじめや自殺についてSNS上で相談を受ける活動を進めてきた。防災もCSR活動の一環として実施する。
LINEと防災訓練を実施する電脳防災コンソーシアムには防災科学技術研究所や情報通信研究機構、ヤフーなどが参画し、17年10月に発足した。
