最高気温記念日はすでに破られている! 熱中症だけでなく、夏バテ・冷房病の対策も忘れるな

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7月25日は最高気温記念日だ。1933年に、山形市で最高気温40.8℃が記録されたからだそうだが、40度と言えば、人間だったら高熱にウンウンうなされ、生命の危険すらある。

ここ数年の夏は、真夏日どころか、猛暑日も珍しくなく頻繁にあり、熱帯夜も延々と続く。

増え続ける熱中症にも、もちろん気を付けなくてはならないが、夏バテにだって十分注意が必要だ。

体が弱れば、その分熱中症になる危険性だって急増するからだ。

夏バテしないためにはどうしたらいいのか、確認しておこう。

●そもそも夏バテの原因って何? を確認しておこう
夏バテはどうして起こるか。大きく3つの原因が考えられる。

・水分不足
夏は体を冷やすだめに大量の汗をかく。
そのため、体内の水分が足りなくなってしまう。
さらに汗は、一緒にミネラルも体外に出してしまうので、脱水症状を起こしやすくなる。

・栄養不足
暑いと食欲も落ちてくる。
結果、そうめんなどの食べやすい食事が増える。
野菜や肉など、食材や料理の品目が減ると栄養が不足する。
また、冷たいものばかり摂取すると、胃腸の働きも低下してしまう。

・自律神経の乱れ
日本の夏の特徴は高温多湿で、体温調節がうまくできなくなりがち。
さらに冷房の効いた部屋と屋外の温度の変化に身体が対応できず、自律神経が乱れやすい。
いわゆる冷房病だ。
さらに、熱帯夜による睡眠不足も自律神経が乱れる原因となる。

●夏バテにならないためには
夏バテの原因が分かれば、対処法も自ずと分かってくる。

・水分を補給する
熱中症の予防でも言われているが、積極的に水分を取ろう。
その時、ミネラルも補給することを忘れないことが大事だ。

スポーツドリンクや経口補水液を飲むようにしよう。
また、お茶や水を飲む場合は、熱中症対策のタブレットや飴も一緒に取るようにしよう。

・きちんと食事を取る
食欲が落ちやすいが、3食をしっかり食べるようにする。
また、冷たい麺類が多くなると、炭水化物に片寄った食事になりがちだ。
肉や魚、野菜、果物などを食べ、タンパク質、ビタミン、ミネラルといった不足しがちな栄養素もしっかり取るよう心がけよう。

いろいろな食材をバランス良く食べることが必要だ。
また、胃腸の働きをよくするために、冷たいものばかりではなく、温かい食事も取り入れるようにしたい。

・自律神経を整える
冷房を使用する際は、室内と室外の温度差が5℃以内になるよう調節しよう。
直接風が当たらないようにするのも大切だ。これは扇風機にも言えること。
単なる風だから「大丈夫」と思いがちだが、同じところに風が当たり続けると、身体全体が冷えて血行が悪くなってしまうので注意しよう。

熱帯夜だと、つい冷房をつけっぱなしにしてしまいがちだが、冷えすぎてしまうと体調を崩してしまうことになる。
体に直接風が当たらないようにした状態で、タイマーを2〜3時間程度に設定して休むようにするといいだろう。

水分、栄養分をきちんと取った上で、冷房をうまく活用することが夏バテ対策のカギとなる。

最近では、心拍数や体温を測ったり、睡眠量を計測したりできる、活動量計やスマートウォッチといったグッズもある。
こうしたグッズは、体調の変化をいち早く確認することができる。
日頃から自分の体調に気を配ることで、夏バテを防ぐのにも役だつ。

ちなみに現在の日本の最高気温は、2013年8月12日に高知県の江川崎で観測された41℃だ。

実は、「最高気温記念日」の記録はすでに破られている。
今年は全国的に厳しい夏になると予想されているが、果たしてどうなることやら。

「夏バテ」、「冷房病」、そして「熱中症」に十分気を付けて、健康で夏を乗り切りたいものだ。