有名過ぎるグルメ漫画『美味しんぼ』。作中に出てくるレシピを実際に試してみるのも面白いですよね。なかでもお手軽でウマいと評判な作中レシピのひとつは、46巻で描かれた「牛肉丼」!

メインの食材は牛ロース肉のみ。最低限の材料と一手間かけるだけで、いつもより満足感高い丼飯が楽しめるので,ぜひ試してみてください!

美味しんぼ風牛肉丼 調理時間約20分

用意するもの牛ロース肉 一枚(150g〜250g程度)白米 お好みで バター 2片ニンニク 1〜2片醤油 大さじ2〜3

脂身だけ切り分けて肉→タレ→ガーリックライスと作っていくと…

まずロース肉の端の脂身の部分を切り分けて、細かめに小さく切ります。このタイミングでニンニクもひとかけかふたかけ程度、薄切りにしておきましょう。

切った脂身をこんがりするまでフライパンで加熱します。焼き色が強く付いて脂が抜けてきたら、あげて別皿に取っておきましょう。

残った脂でロース肉を軽く焼きます。中まで火を通さない半生で、両面に焼き目が付いたらさっと取り出してしまいましょう。お肉に塩胡椒をするかどうかはお好みでOKです。

今度は醤油(大さじ2前後)、バター(ひとかけ)をフライパンに投入。肉汁と脂と一緒に軽く加熱してやると、これがタレになります。これもまた別皿に取っておきましょう。

最後に切ったニンニクを軽く炒めて、バター(ひとかけ)、別皿にあげた脂身、ご飯を投入。さっと炒めてガーリックライスにしましょう。お肉が冷めないうちに手早く作るのがオススメです。

バター醤油が濃厚すぎる、シンプルなのに旨味バシバシな丼が完成!

あとは丼やお皿にガーリックライスを盛って、その上に切り分けたお肉を乗っけて、タレをかければ即完成! 写真では広めのお皿に分けて盛りましたが、タレの味をお肉とご飯両方に染ませたいので、丼にするのが断然オススメです。

焼いた脂身とニンニクのカリカリ感が混じるガーリックライスとステーキがあわさって、文句ナシにとにかく濃厚! そこに醤油バターのタレが加われば、これまた香りが立って味わい深く、後味もしっかり締まってくれます。

赤身のステーキ肉のぎゅむっとした歯ごたえを存分に楽しみながら、こんがりガーリックバターの風味もバシバシ! カロリーはちょっと怖いけど、スーパーのお肉とズボラ調理でもこれだけ満足度高く仕上げられるのは、男性の一人暮らし的にかなりポイント高いです。

軽くひと手間かけるだけで、ぐっと美味しくステーキ丼を仕上げられる簡単レシピ。とりあえずステーキ用のお肉は買ってきたけど、フツーに焼くだけじゃ飽きてきたかも? という時に試してみてはいかがでしょうか!