欲しいものを手に入れても、また次の欲望が生まれてくる。そのループから抜け出す方法はあるのだろうか。哲学者は、その答えの一つを「読書」のなかに見出している。欲望から逃れる道は「知的観照」にある果てしない欲望の苦痛から逃れる道として、ショーペンハウアーは「人生に対する知的観照」と、「読書を通した偉大な思想家との会話」を挙げている。これは、欲望を満たすことで苦しみを解消しようとする方法とは、まったく異な