思春期の子育てアドバイザー・道山ケイが、YouTubeチャンネル「思春期の子育てCh」で「【不登校改善】スマホ依存・暴言だらけだった子に起きた変化」を公開した。動画では、昼夜逆転しスマホ依存になっていた不登校の中学生が、親の適切なサポートによって卒業式に参加できるまでに回復した事例とそのメカニズムについて解説している。

紹介されたのは、中学2年生の夏から不登校になり、自室に引きこもって家族との関わりを絶っていた「田中さん」の事例である。親に対して反抗的な態度をとり、親自身も限界寸前の状態だったという。

状況を打破するため、親は道山氏のプログラムに参加し、主に3つのサポートを実行した。1つ目は、毎日こまめに部屋へ足を運び「おはよう」と明るい声かけを続けること。無視されても諦めずに継続したという。2つ目は、リビングを片付けて好きな料理を用意し、居心地のよい空間を作ること。これにより、子どもがリビングに出てきやすい環境を整えた。3つ目は、送迎や食事の要望など、子どもの要求にできる限り応えることである。

この取り組みを続けた結果、最初は返事がなかった挨拶ができるようになり、感謝の言葉も聞かれるようになった。徐々にリビングで一緒に食事やゲームをして過ごす時間が増え、1年半後には卒業式に参加できるまでに回復を遂げた。

道山氏は、子どもが動き出した理由を3つの視点から説明している。まずは「安心できる居場所ができた」こと。親が責めずに受け入れたことで家が「心の充電場所」となり、外へ出るための気力を蓄えられるようになったと指摘する。

次に「愛情バロメーターが上がった」点を挙げる。親が要求に応えたことで愛情が的確に伝わり、親子の関係性が良くなったことで自然と会話ができるようになったと語る。

そして何より重要なのが「焦らず待ってあげた」ことである。親が早く学校へ行かせたいと焦る気持ちを抑え、子どものペースに合わせて1年半という時間をかけてじっくりと対応したことが、根本的な回復につながったと分析している。

道山氏は、親の愛情が子どもの心に届き、安心できる環境が整うことで自発的な気力が生まれる仕組みを論理的に解説した。不登校や引きこもりに悩む家庭にとって、子どものペースを尊重し、寄り添い続けることの重要性を再認識させられる内容となっている。

チャンネル情報

元中学校教師【道山ケイ】が中学生とそのお父様・お母様に向けて役立つ情報を発信しています!短期間で成績が上がる勉強法・高校受験で失敗しないための秘訣・不登校の解決策・思春期の子どもの特徴・反抗期の子育て方法など。公式サイト:https://tyugaku.net/