北朝鮮が10日夜、朝鮮労働党創建80周年を記念して平壌で大規模な閲兵式を行ったことを受け、国内では軍事力誇示を称賛する声と、生活苦との落差に嘆く声が交錯している。デイリーNKの現地情報筋によれば、テレビ中継を通じて閲兵式を見た平城(ピョンソン)市の住民の反応は「誇り」と「虚無」の間で大きく割れたという。ある住民は「わが国が米国と堂々と対峙できるのは、核武力を絶えず強化しているからだ」と語り、制裁下でも軍