5年連続の“官製春闘”が異例ずくめで始まる。経済の好循環とデフレ脱却には高水準の賃上げが不可欠と考える安倍晋三首相は2018年春闘に向け、10月末、早々に3%の賃上げ率(定期昇給とベースアップの合計)実現への期待感を表明。これに呼応する形で、経団連は経営側の交渉指針で「3%」に言及せざるを得ない状況となった。ただ賃上げの勢いは鈍化しており、相当なインセンティブがない限り実現は困難とみられる。経