板東英二さん「ゆで卵おまへんか?」 局が20個用意すると… 「出演料も交通費も要らん」のゆで卵伝説
10〜20個ほど楽屋に……
7月22日に慢性心不全のため亡くなった板東英二さん(享年86)を悼む声は、芸能界を中心に今もやまない。
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板東さんの生涯を振り返る際、中日ドラゴンズで通算77勝をマークした野球選手としての実績と共に挙げられるのが“ゆで卵好き”の数々のエピソードである。1969年に現役を引退し、テレビに活躍の場を移した板東さんは、79年開始の生放送番組「THE ビッグ!」ではメイン司会に。桂文珍と笑福亭鶴瓶が脇を固めた。
その当時から楽屋にはゆで卵が用意されていたという。
「板東さんがお好きだと聞いていたので、共演者分も含めて10〜20個ほど楽屋に置いていました」(大阪・朝日放送の元プロデューサー)
ゆで卵おまへんか?
こうして板東さんの“ゆで卵好き”は伝説と化してゆく。極め付きは、2007年、日本テレビ系「ラジかるッ」のゲストとして初めて登場した時のことだ。

「板東さんはスタジオに入るなり“ゆで卵おまへんか?”。好物と聞いてはいましたが……」
と苦笑するのは、日本テレビの関係者。
「スタッフをファミマに走らせ、スタジオ脇で卵2パック20個をゆでて笊(ざる)ごと差し出し“オンエア中、気にせず食べてください”。そうして、板東さんがゆで卵をパクつきながらニュースにコメントする、という異例の番組ができたのです」
エンディングでは、板東さんが“ごちそうさまでした”と、空っぽになった笊を振っていたのだとか。
「この演出がお気に召した板東さんは“出演料も交通費も要らん。いつでも呼んで”。お言葉に甘えて何度もお呼びしてしまいました」(同)
「出られるはずもない板東さんの携帯電話にかけてみたら……」
東大野球部からドラゴンズに入団した元球団代表の井手峻氏(82)は、一時は家族ぐるみで板東さんと付き合っていた。訃報を耳にした際のことを、こう明かす。
「出られるはずもない板東さんの携帯電話にかけてみたら、次女の方が出てくれて“最期は自宅で、いつものようにお昼を取った後、スッと亡くなりました”と」
8月6日発売の「週刊新潮」では、球界と芸能界の二刀流で一時代を築いた板東さんの秘話を掲載する。
「週刊新潮」2026年8月13・20日号 掲載
