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 フランス・サッカー連盟は28日、パリ市内で会見を開き、同国代表の新監督に元代表MFのジネディーヌ・ジダン氏(54)が就任すると発表した。契約は8月1日から2030年W杯までの4年間。9月初旬にスタッフが発表される。同25日のUEFAネーションズリーグ・トルコ戦が初陣となる。

 W杯北中米大会のフランス代表は準決勝でスペイン、3位決定戦ではイングランドに敗れ、4位に終わった。12年からチームを率い、W杯は18年ロシア大会で優勝、22年カタール大会では準優勝に導いたデシャン監督が退任。後任候補には当初から、Rマドリードの監督を21年6月で退任後、さまざまなオファーを断ってきたジダン氏の名前が挙がっていた。フランス連係のディアロ会長は会見で、昨年2月には代表監督就任を打診していたと明かした。

 マルセイユ出身のジダン氏はカンヌでプロキャリアをスタートさせ、ボルドー、ユベントス、Rマドリードでプレー。Rマドリードでは01〜02年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇などに貢献した。フランス代表では108試合で31得点をマークし、98年W杯フランス大会優勝でバロンドールを受賞。2000年の欧州選手権も制したが、06年W杯ドイツ大会決勝イタリア戦で相手に頭突きをして退場処分を受け、大会MVPに選出されながらも決勝を最後に引退した。

 指導者としてはRマドリードの下部組織を経て、16年にトップチームの監督に就任。欧州CLで3連覇などの実績を残して18年に退任し、19年に復帰して21年まで監督を務めた。W杯史上初の2大会連続得点王に輝いたフランス代表のエースFWエムバペ(Rマドリード)とは少年時代に指導するなど関係は良好で、デシャン監督に続き「選手と監督の両方でW杯制覇」に期待が懸かる。