【都並敏史×中澤佑二】伸びる若手に共通する要素とは? 元代表DF2人が語る守備の極意と理想のDF像
サッカー元日本代表で、JFLブリオベッカ浦安・市川で監督を務める都並敏史さんが、読売新聞ポッドキャスト「ピッチサイド 日本サッカーここだけの話」に出演した。
番組MCの元日本代表・中澤佑二さんと、ディフェンダーの守備論や若手育成について語った。(読売新聞ポッドキャスト 山根秀太)
SBとCBの理想的な関係
サイドバックとセンターバックのそれぞれの守備の役割の違いとは。
中澤さんが「センターバックのカバーまでこなせてこそ本当のサイドバック」と述べると、黄金期のヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の左サイドバックとして活躍した都並さんも同意し、「カバーリングが重要で、(ゴールがある中を)意識しながら外を見る」と指摘した。
成長を促す「素直さ」
指導者としての経験も豊富な都並さんは、選手の成長に必要な要素に「まずは素直であること。言われたことをまず試してみないことには、成長できないのかな。実際に成長するのも、そういった選手が多い」と語る。
現在は学生ラクロスの指導者としても活動する中澤さんも、都並さんに同意する。
都並さんは「若いうちはマンツーマンでいいから、相手との1対1をやり込む。高校生くらいから(戦術的判断を)理解させるくらいがちょうど良いのかな」と、若手の育成手法を語った。
今回のワールドカップでの日本代表DF陣の活躍を受け、中澤さんは「相手攻撃のキーマンを止めることの評価が日本でも上がってきている。センターバックやゴールキーパーをする子どもが増えてほしい」と語り、都並さんも「映像を何度もすり込むぐらい見返して、足の運びやフェイントをまねしてやり込んでほしい」と次世代に期待を寄せた。
プロフィル
都並敏史(つなみ・さとし) JFLブリオベッカ浦安・市川監督。1980年読売サッカークラブに入団。19歳で日本代表に初選出。Jリーグ開幕期のヴェルディ黄金期を支えた。愛称は「狂気の左サイドバック」。引退後はベガルタ仙台などで監督。解説者としても活躍。1961年生まれ。東京都出身。

