◆米大リーグ レッドソックスブルージェイズ(26日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスのブレスロー野球最高責任者は26日(日本時間27日)、本拠地・ブルージェイズ戦の前に取材に応じ、1946年以来80年ぶりの15連勝を記録し、一気にトレード市場の”買い手”となって実現した補強に自信を見せた。また、トレーシー暫定監督は、吉田正尚外野手(33)の指名打者としての起用は、従来通りという見解を示した。

 レッドソックスは、ナショナルズに24歳有望左腕コネリー・アーリー投手を放出し、今季17本塁打を放ってブレイクした強打のカーティス・ミード内野手(25)をトレードで獲得したことを発表。8月3日に迫るトレード期限に先立って、今季17本塁打でOPS・852としているミードの補強に成功したブレスロー氏は「交渉は急に展開した。若手有望左腕の放出は痛恨だったが、目標達成のために必要な戦力補強だ。現地視察したスカウトの報告は、安定して強い打撃ができるようになり、本物だと思った。ここ数か月のプレーぶりを見ていると、まさに我々が求めている人材。今年25歳という将来性も魅力で、打線の中軸を打てる」と、若き右の主砲候補について語った。

 1日の時点で37勝48敗、首位に14ゲーム差の最下位だったチームが、破竹の15連勝で現在貯金3の3位に浮上。ポストシーズン進出の好位置につけ、舵を切った。

 「ここにたどりつくまで波乱の道のりだったが、今はこの位置におり、チームの強さがはっきり見えている。(3週間前なら)来シーズンや今オフを見越したトレードになっていた」とブレスロー氏。打者の補強はこれで埋まり、今後はブルペン補強を模索するという。

 トレーシー暫定監督は、ミードについて主に二塁手で起用する方針。「マサが、特に右投手に対していいスイングをしているのは明らかで、その調子を崩したくない。彼のバットは熱い。当然、誰もが浮き沈みもあるので流動的に使う場合もあると思うが」と話しており、15連勝に大きく貢献した吉田の打席数は維持したいところだ。ミードはきょう27日からの敵地アスレチックス戦で合流する見込み。