交代後の態度が反響を呼んだシェルキ。(C)Getty Images

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 北中米ワールドカップで優勝候補の本命と見られていたフランス代表は、準決勝で優勝したスペインに0−2で完敗。イングランドと対戦した3位決定戦では、前半に4ゴールを奪われるまさかの展開となり、後半に巻き返したものの、4−6で敗れた。

 この試合で、ようやく今大会は初先発を飾ったラヤン・シェルキは、チームがボロボロの状態のなか、なんの印象も残せずに、前半のみで交代となった。

 物議を醸したのが、その後の振る舞いだ。後半、なんと寝ころんだ状態で試合を見ていたのだ。不貞腐れたようなその態度に、批判の声が上がった。

 これは、「さすがに許されない」行為だ。
 
 この22歳のMFは、0−2で敗れた準々決勝のスペイン戦の後、途中出場にもかかわらず、お立ち台のインタビューに登場。怒ったような表情で、「とてつもなく大きな失望だ」とこぼし、こうぶちまけていた。

「今日は自滅してしまった。技術的にも良くなかったし、個々のプレーも良くなかった」

「なぜあのような状況でリアクション(反撃の姿勢)が見られなかったのか」との指摘には、「もし全くリアクションがなかったのなら、それは非常に深刻な問題だ。実際はそうではなかったと思う。ワールドカップのような大会では、リアクションがないというのは極めて深刻な事態だ」と述べると、キレ気味に両手を広げて立ち去ってしまった。

 その言動は、3位決定戦での振る舞いと共通するものがある。

 出場時間が少なかったことへの不満が根底にあるのだろう。天才肌のアタッカーはネガティブな印象を残して大会を去った。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

【画像】交代後のシェルキが寝ころんで試合を見るまさかの光景