女子中学生と性売買疑いの市議を5カ月放置 言い訳を“鵜呑み”した韓国警察、致命的失態も「手続きに従っただけ」と見苦しい釈明

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未成年者性売買の疑いを持たれている韓国の元市議会議員が、告訴された直後に携帯電話を買い替えていたことが確認された。

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警察が「自主提出」を約束した議員の言葉だけを信じ、数カ月間にわたり強制捜査に着手しなかったことで、証拠隠滅をほう助したという批判が上がっている。

7月16日、警察などによると、清州(チョンジュ)市議会の元議員チェ・ヨンジュンは今年2月末、自身と性的関係を持った被害者の女子中学生の保護者から告訴された後、それまで使用していた携帯電話を買い替えたことがわかった。

チェ・ヨンジュンは告訴状が受理された直後にその事実の通知を受け、捜査が始まったことを把握していた。しかし、警察がチェ・ヨンジュンの携帯電話の確保を先送りにしている間に、同氏は女子中学生との連絡に使っていた携帯電話を買い替えた。

チェ・ヨンジュンは被害者の女子中学生と性的関係を持ち、服をすべて脱がせた状態の写真を要求した疑いを持たれているため、問題の携帯電話はこれを立証するための核心的な物証とされる。

警察は告訴状の受理から5カ月が経過した前日になってようやくチェ・ヨンジュンの家宅捜索を行い、強制捜査に着手した。捜査チームはこの過程で、チェ・ヨンジュンが告訴された時期以降に発売された新しい携帯電話を使用している事実を把握した。

(写真=サーチコリアニュース編集部)

2カ月前となる今年5月、警察は取り調べのため初出頭したチェ・ヨンジュンに対し、携帯電話の提出を求めたとされる。

当時、チェ・ヨンジュンは「未成年者だとは知らなかった」と容疑を否認し、これに対し警察は携帯電話の提出を要求した。するとチェ・ヨンジュンは無実を訴え、「民間のフォレンジック(デジタル鑑識)業者に携帯電話を預けた後、その結果を提出する」と述べ、捜査チームはこれを受け入れた。

警察はすでに、チェ・ヨンジュンが制服を着た被害中学生と会い、タバコを買ってやると言って性的関係を要求した状況を把握していたにもかかわらず、即座の措置を取らなかった。

結局、チェ・ヨンジュンは警察に携帯電話を自主提出せず、家宅捜索の前に別の携帯電話に買い替えていた。

警察は前日、チェ・ヨンジュンの自宅などを家宅捜索して新しい携帯電話1台と数年前に使用していた別の携帯電話1台を押収したが、この2台は性売買が行われたとみられる2024年10月〜2025年10月とは関連性が低いと把握された。

警察関係者は「証拠をもっと早く確保できていればという心残りはあるが、捜査手続きに従って進めたものだ」と釈明した。

チェ・ヨンジュンは2024年10月から1年間で3回にわたり、車内やホテルなどで女子中学生と性的関係を持ち、服をすべて脱がせた状態の写真の送信を要求した疑い(児童・青少年の性保護に関する法律違反における未成年者擬制強かん、性搾取物制作、性売買勧誘、性搾取目的会話など)を持たれている。

また、被害者の女子中学生に対し「友達を連れてくればもっと金をやる」と持ちかけたり、性的な会話を交わしたりした疑いも持たれている。

このような事実は、被害者の女子中学生の保護者が今年2月末、娘の携帯電話からチェ・ヨンジュンとのやり取りの記録を確認し、大田(テジョン)所在の警察署に告訴状を提出したことで発覚した。

清原(チョンウォン)警察署は今年3月末に事件の移送を受けた。チェ・ヨンジュンは5月の最初の取り調べで、自身の職業を「会社員」と供述していた。

保守系最大野党「国民の力」の忠北道(チュンブクト)党倫理委員会は前日、緊急会議を召集してチェ・ヨンジュンの除名を決議した。

チェ・ヨンジュンは同日、清州市議会のイ・サンジョ「国民の力」院内代表に辞職願を提出し、議長が受理したことで、就任から15日で辞職することとなった。

(記事提供=時事ジャーナル)