南アフリカ代表の決勝T進出に貢献したアダムス。帰国後、自宅で死亡が確認されたという。(C)Getty Images

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 現地7月11日、英公共放送『BBC』電子版は、南アフリカ代表として北中米ワールドカップに出場したMFジェイデン・アダムスが死去したと報じた。

 同メディアは「南アフリカ代表およびマメロディ・サンダウンズのMFジェイデン・アダムスが、ワールドカップで母国のためにプレーしてからわずか数週間後、25歳で死去した」と記し、「南アフリカ警察は土曜日の朝、ケープタウン中心部の郊外にあるショッツェクルーフの住宅で25歳の男性の遺体が発見されたことを受け、捜査を開始したと発表した」と伝えている。

 さらに南アフリカのゲイトン・マッケンジー・スポーツ芸術文化相の声明を掲載。同大臣は「ジェイデン・アダムスが亡くなったことを、深い衝撃と悲痛な思いとともに知りました。南アフリカサッカー界はもっとも輝かしい若手才能のひとりを失いました。将来を嘱望されるアカデミー出身選手から、バファナ・バファナ(南アフリカ代表の愛称)のフル代表選手へと成長していく姿を見守ってきた何百万人ものサポーター、チームメイト、そしてご家族とともに、国全体がその死を悼んでいます」とコメントを寄せた。

 加えて、「ジェイデンの死因は、現時点ではまだ確認されていません。ご家族とマメロディ・サンダウンズが、この信じられないほど困難な時を過ごすために必要な時間とプライバシーを確保できるよう、メディア関係者と一般の皆さまには節度と思いやりを持ち、憶測を控えていただきたいとお願いします」と呼びかけ、「公式な情報については、適切な関係者から然るべき時に発表されます」と続けた。
 
 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も哀悼の意を示した。「南アフリカ代表の歴史的なFIFAワールドカップでの戦いに出場してから、わずか数週間後に同国代表MFジェイデン・アダムスが亡くなったと聞き、言葉では言い表せないほど悲しく思います」と綴り、「私自身、そしてFIFAと世界中のサッカーコミュニティーのすべての人々の思いと哀悼の意は、ご家族、ご友人、チームメイトとともにあります。バファナ・バファナとマメロディ・サンダウンズのスター選手がいなくなることは、大きな悲しみです。安らかにお眠りください」と書き添えた。

 アダムスはステレンボッシュFCでキャリアをスタートさせ、2025年1月にマメロディ・サンダウンズへ移籍。そこで国内リーグとアフリカ・チャンピオンズリーグのタイトルを獲得した。A代表では通算9試合・2得点。今大会ではグループステージのメキシコ戦とチェコ戦に先発出場、韓国戦に途中出場を果たし、同国初の決勝トーナメント進出に貢献。ラウンド32のカナダ戦では出場機会が訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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