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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)日本代表MF前田大然(28)が、9日にDAZNで配信された「19時のFIFAワールドカップ−デイリーハイライト」に出演し、決勝トーナメント1回戦で惜敗したブラジル戦のデータについて自己分析した。

 日本は1次リーグを1勝2分けで2位通過。決勝トーナメント1回戦では、前半29分にMF佐野海舟のパスカットから、ドリブル突破での個人技ゴールで、先手を奪った。しかし、後半2失点で逆転負け。サッカー王国の意地に屈し、大会から姿を消した。

 

 ブラジル戦のハイライト映像が流されると、前田は「また悔しさが出てきますけど、また次に向かっていかなければいけないので、この悔しさを忘れず、やっていきたい」と前を向いた。

 収穫もあった。「スピードの部分では通用したところはありましたし、プレスは相手が嫌がっているなとも感じたので、そういったところは確実に通用していたのかなと思います」と振り返った。

 番組では、この試合に関する前田の驚異的なデータが示された。出場選手のうち、走行距離が12キロで、ブラジルのブルーノ・ギマランイス(12.2キロ)に次ぐ2位。スプリント(全力疾走)回数が78回で、2位ダニーロの51回を大きく突き放す、ダントツの数字だった。

 前田が持つ無尽蔵のスタミナと瞬発力を示すデータ。「ナインティナイン」矢部浩之から「90分、全く平気ですか?」と問われると、「僕は平気ですね」と平然と答えた。矢部は「地球上の哺乳類で俺、一番速いと思う。チーターより速いと思う」「相手、圧を感じますもんね」と称賛の言葉を並べた。

 日本代表のトップスピードランキングでも、スウェーデン戦の前田が35キロでトップ。チュニジア戦の鈴木唯人が2位で33.6キロ、スウェーデン戦の伊東純也、ブラジル戦の上田綺世がともに33.3キロで3位タイだった。

 こうしたデータに、本人は「こだわりはないですけど、皆さんが取り上げてくれるので、勝手に“凄いんや”ってなってます」と本音を口にしていた。

 今大会は左ウイングバックや左シャドーストライカーのポジションでプレーすることが多かった。そのスタミナで、相手DFラインに積極的にプレスをかけ、チャンスを切り開いた。前田は「プレスをかける時は、相手がトラップする瞬間、猛スピードでというのは心掛けています」と、プレスでのモットーを明かした。