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5ドアハッチバックボディを採用

7月8日、ボルボ・カー・ジャパンはバッテリー電気自動車(EV)のフラッグシップクロスオーバー『ボルボES90』を発売した。

【画像】ボルボが2台の新フラッグシップを同時に日本導入開始!いずれもEVの『ES90』と『EX90』 全195枚

ES90はこれまでのフラッグシップサルーンである『S90』の後継的なモデルにあたるが、純然たる4ドアセダンではなく、リアにハッチゲートを備えた5ドアクーペ的スタイルを採用。実用性の高さに加え、SUVの広々とした室内空間と高められた最低地上高を兼ね備えた、従来のカテゴリーに収まらない新しいフラッグシップクロスオーバーとなる。


ボルボはEVとなるフラッグシップクロスオーバー、『ES90』を発売開始。    平井大介

その流麗なプロポーションは、新たに採用したフラッシュサーフェイスデザインが、ES90の独自で先進的なスタイルをさらに際立たせている。

エレガントなシルエットとゆとりある室内空間をバランスよく融合

流れるようなルーフラインは、エレガントなシルエットとゆとりある室内空間をバランスよく融合させ、優れたエアロダイナミクスを実現。効率性や航続距離の向上にも貢献している。

わずかに高められた車高がドライバーに広い視界をもたらし、大きく幅広いテールゲートは、高いデザイン性と優れた実用性を兼ね備えている。


ES90はハッチゲートを持つ5ドアとなる。    平井大介

フロントにはボルボの象徴であるトールハンマーのヘッドライトを、リアには新しい垂直C字型LEDリアランプを採用し、特徴的なライトシグネチャーが個性を表現している。

インテリアには、認証を受けた天然木など上質な素材を採用し、最大99.9%のUVカット付きパノラマガラスルーフも標準装備する。3.1mのロングホイールベースにより、2列目シートの乗員にも広々とした足元のスペースを確保した。

最も静かなキャビンのひとつ

14.5インチのセンターディスプレイにはグーグルを搭載し、シームレスで応答性に優れた新世代のインフォテインメントシステムを提供する。ナビゲーション、エンターテイメント、空調、電話などに簡単にアクセスできるほか、360度カメラに対応した3Dビューが狭い駐車スペースでの運転をサポート。

さらに、9インチのドライバーディスプレイや大型のヘッドアップディスプレイを組み合わせ、ドライバーが運転に集中できる自然で快適な操作環境を目指している。


ドライバーが運転に集中できる、自然で快適な操作環境を目指している。    平井大介

ES90は静粛性にもこだわって作られた。車内の騒音レベルは非常に低く、これまでのボルボで最も静かなキャビンのひとつとなっており、従来からの滑らかで静かなドライブ体験を次のレベルへと引き上げている。この静粛性が、サウンドシステムをより一層楽しませてくれる。

ドルビーアトモスによる3Dでの音場再現

上位グレードのサウンドシステムには、ヘッドレストや天井などに25個のスピーカーを備えたバウワース・アンド・ウィルキンスのハイフィデリティオーディオシステムを搭載。ドルビーアトモスによる3Dでの音場再現により、キャビン全体を包み込む没入感のあるサウンド体験を生み出す。

パワートレーンは、『プラス』と『ウルトラ』のシングルモーターエクステンデッドレンジは1モーターで後輪を駆動するRWDだが、トップグレードの『ウルトラツインモーターパフォーマンス』は、前後の2モーターで4輪を駆動する。


後部座席は広大。一充電走行距離は720km(WLTCモード)に達する。    平井大介

しかも106kWhの大容量バッテリーで、システム総合で500kW(680ps)と870Nmを発生。0→100km/h加速は4.0秒という俊足ながら、一充電走行距離は720km(WLTCモード)に達する。

ボルボ初のソフトウェアデファインドカー

ES90は、SPA2アーキテクチャーを採用し、ボルボ独自のハードウェアとソフトウェアの統合型技術基盤『スーパーセットテックスタック』に基づいて開発された、ボルボ初のソフトウェアデファインドカーでもある。

『Hugin Core』(フギンコア)と呼ばれる次世代コンピュータが車両のすべての機能を統合制御し、安全性能をさらに高め、インフォテインメントの応答性、操作性の向上も実現。より安全で快適かつシームレスなドライブ体験を提供する。


ES90はSPA2アーキテクチャーを採用、ボルボ初のソフトウェアデファインドカーでもある。    平井大介

さらに、OTA(無線アップデート)により、時間とともに安全性や車両性能、利便性、ユーザーエクスペリエンスが継続的に向上し、車両は購入後も進化を続ける。

電気自動車をより自然な選択肢に

安全装備では、強力なセーフティケージや最先端の乗員拘束システム、最適化されたクラッシャブルゾーンに加え、レーダー5個、カメラ5個、超音波センサー12個を含む高度なセンサー群を採用したアクティブセーフティシステムを搭載。

さらにドライバーを把握し、理解する先進の『ドライバーアンダスタンディングシステム』がドライバーの注意力散漫や眠気などの状態を把握し、必要に応じ適切なサポートを行う。


ボルボ・カー・ジャパン代表取締役社長のエドソン・イシカワ氏がプレゼンを行った。    平井大介

また、車内全体を見守る『オキュパントセンシング』(乗員検知システム)も搭載し、車内に誰も取り残されることがないようサポートする。

そんなボルボの新たなフラッグシップクロスオーバー『ES90』の価格は、プラス・シングルモーター・エクステンデッドレンジが979万円、ウルトラ・シングルモーター・エクステンデッドレンジが1129万円、ウルトラ・ツインモーターパフォーマンスが1229万円。

従来モデルのS90PHEVが1089万円だから、PHEVを選ぶようにEVを選ぶことが可能になった。ボルボは、『電気自動車をより自然な選択肢にする』ことを目指している。

ボルボES90ウルトラ・ツインモーター・パフォーマンスのスペック

全長×全幅×全高:5000×1940×1555mm
ホイールベース:3100mm
車両重量:2560kg
モーター:交流同期電動機×2
最高出力(F/R):220kW(299ps)/280kW(381ps)
最大トルク(F/R):390Nm(39.8kg-m)/480Nm(48.9kg-m)
バッテリー総電力量:106kWh
WLTCモード航続距離:720km
駆動方式:4WD
タイヤサイズ(F/R):255/40R20 / 285/35R22
価格:1229万円


ボルボES90ウルトラ・ツインモーター・パフォーマンス    平井大介