YouTubeチャンネル「とにかく売れたい中華料理屋」が、「【山形名物】お前の地元、信号機あるの?と言われたアイツに食べさせたい冷たいお蕎麦。」と題した動画を公開しました。中華料理屋の店主が、山形県ご当地グルメである「冷たい肉そば」を親鶏から本格的に作る様子を紹介しています。

「冷たい肉そば」の最大の特徴は、親鶏からとる旨味たっぷりの出汁です。動画では、親鶏について「卵製造マシーン」であり、若鶏に比べて肉質は硬いものの「旨味がたっぷり詰まっている」と解説。捌いたガラと身を鍋に入れ、水とネギの青みと一緒に弱火でじっくりと炊き上げていきます。

味の決め手となるカエシには、濃口醤油、薄口醤油、みりん、三温糖を使用。醤油の香りが飛ばないよう沸騰直前で火を止めます。出来上がったスープとカエシを合わせ、粗熱を取った後に酢を加えて味を引き締めます。スープの温度について、脂が固まると「見た目がキモい」ため、キンキンには冷やさず10度程度に戻すのがポイントだと語りました。

完成の描写として、固めに茹でて冷水で締めた田舎そばにスープを注ぎ、薄切りにした親鶏のチャーシューとネギをトッピング。実食した店主は「美味い肉そば」と自賛しつつ、「親鶏の肉の後に食べると風味は完成する」と、その奥深い味わいを堪能していました。

手間暇かけて作る本格的な一杯。休日など時間がある時に、自宅で山形名物の味に挑戦してみてはいかがでしょうか。

【冷たい肉そばのレシピ】
[材料]
・親鶏 1羽
・水 4L
・ネギ(青み) 1束分
・濃口醤油 280ml
・薄口醤油 120ml
・みりん 80ml
・三温糖 60ml
・酢 小さじ2
・蕎麦(田舎そば推奨) 適量
・ネギ(トッピング用) 適量

[作り方]
1. 親鶏を身とガラに切り分ける。
2. 鍋に身、ガラ、水4Lを入れ、沸騰したら弱火にしてネギの青みを加える。アクを取りながら弱火でじっくりと炊く。
3. 別の小鍋で濃口醤油、薄口醤油、みりん、三温糖を合わせ、沸騰しない程度に温めてカエシを作る。
4. 45分ほどスープを炊いたら、旨味が抜けすぎるのを防ぐため身を取り出す。さらに1時間炊き続ける。
5. 炊き上がったスープを静かに濾す(動画内では出来上がり2.4Lのスープに対してカエシを全量使用)。
6. スープとカエシを合わせ、取り出しておいた鶏肉を入れて味を染み込ませる。
7. 氷水に当てて粗熱を取り、酢を小さじ2加える。ラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。
8. 蕎麦を固めに茹で、水でしっかりと洗って締める。
9. 寝かせたスープを10度程度に戻す。鶏肉は2~3mm幅に薄くスライスする。
10. 器に蕎麦を盛り、スープを注ぐ。スライスした鶏肉とネギをトッピングして完成。

チャンネル情報

田舎で中華料理店でコックとして働いています。 皆様には中華料理の奥深さやおいしさを積極的にお届けしていきます。