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 ◇W杯北中米大会決勝トーナメント2回戦 イングランド 3―2 メキシコ(2026年7月5日 メキシコ市)

 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント2回戦が行われ、イングランド(FIFAランキング4位)がメキシコ(同10位)を3―2で破り、3大会連続のベスト8入りを決めた。11日(同12日)の準々決勝ではノルウェーと対戦する。

 メキシコが過去W杯10戦不敗という“完全アウェー”で、イングランドに流れを呼び込んだのはMFベリンガム(Rマドリード)だった。前半36分、速攻からの右クロスをヘディングで叩き込んで先制点を挙げると、2分後の同38分にはカウンターからFWケーン(Bミュンヘン)とのワンツーで2点目。後半に退場者を出すなど苦しい戦いとなったが、最初の2点がモノを言って逃げ切った。

 マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたベリンガムはBBCインタビューに応じ、「10人という状況でいかにゴールを守り、相手ゴール前で決定的な仕事できるか。かつてのイングランドなら、このようなプレッシャーに押しつぶされていたかもしれない。でも、僕たちは最後の1秒までまとまっていた。先発も交代選手も倒れるまで走って、全てを出し切った。それがこのチームの真骨頂だ」と振り返った。イングランドに厳しく見えた判定を「審判も人間だし、彼らより僕らの方がミスが多かった」と受け流し、1―2とされた前半終了間際にCKからゴール前へ落とされたボールを相手よりも先にクリアしたプレーを「1点差にされた時はスタジアムが崩れ落ちるかと思った。そんな状況でのあのクリアは、ゴールと同じぐらい重要だった」と胸を張った。

 イングランドのファンへメッセージを求められると「もう1杯飲んで、上司に“明日は出社しない”とメッセージを送ることだね」とジョーク交じりにさらなる祝杯を勧めた。「大騒ぎになっているだろうね。みんなが一つになって盛り上がっているのが目に浮かぶよ。こんな夜をファンに届けることが夢だったんだ」と感激に浸った。