絶対王者・藤井聡太六冠が大慌て!?極限の早指し戦で駒が吹っ飛ぶハプニング発生 ファン騒然「珍しい手が出た」「ひょえー」/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

常に泰然自若としている絶対王者が、盤上で思わず取り乱す珍しいシーンに視聴者も騒然となった。将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Bリーグ1位決定戦、東武鉄道 北関東ブリッツァーズ 対 中国・四国ナヴィセトスの激闘が7月4日に放送された。チームの命運を懸けた大将戦は、緊迫の攻防の中で駒が吹っ飛ぶハプニング発生という劇的な展開に。極限状態のフィッシャールールが引き起こした名シーンを振り返る。
中国・四国の3勝、北関東の1勝で迎えた第5局。ここで大将戦として、北関東の藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)と中国・四国の糸谷哲郎九段(37)が激突した。今春に行われた名人戦七番勝負でも大熱戦を繰り広げた両者の対戦とあり、ファンの注目度も最高潮に達する。注目の新ルール「先手番入札制度」では、藤井竜王・名人が「30秒差くらいなら(時間を多く)入れて取りにいきたい」と強気の1分13秒を提示。一方の糸谷九段も「先手が欲しい」とやや多めの48秒を投じたものの、より強烈な意志を見せた藤井竜王・名人の先手番に決定した。

互いの持ち時間を削り合って始まった一戦は、後手となった糸谷九段が得意の一手損角換わりの出だしから右玉に構える展開となる。これに対し、藤井竜王・名人はしっかりと自玉を囲って対抗した。糸谷九段が築き上げた隙がなさそうな右玉陣であったが、藤井竜王・名人は8二銀から絶妙な攻めの糸口を掴む。細い攻めを見事に繋いでじりじりとリードを広げていくものの、盤上は互いの玉が向かい合う超スリリングな展開へと突入していった。
激闘がクライマックスを迎える中、持ち時間が刻一刻と減っていくフィッシャールールの魔物が絶対王者に牙を剥く。時間に追われる極限のプレッシャーの中、百戦錬磨の藤井竜王・名人であっても相手の駒を取る際に手元が滑り、盤上の駒が吹っ飛ぶというまさかの大慌てハプニングが発生したのだ。
これには実況解説を務める戸辺誠七段(39)も「あー!ちょっと慌てました!“角不成”となってしまった!大丈夫ですか?時間が…」とハラハラした様子で声を張り上げる。この緊迫感と珍事発生に、視聴者からも「珍しい手が出た」「ならずになってしまった」「おもしれーww」「ひょえー」「それでも勝つ聡太」「理解不能」「凄い将棋じゃった」とコメントが殺到する事態となった。

盤上も盤外も大波乱となったが、そこはやはり“絶対王者”。予期せぬトラブルの直後であっても、藤井竜王・名人の冷静な大局観と優勢が揺らぐことはなかった。息をつかせぬ激しい攻防の中でも自陣に鉄壁の“要塞”を築き上げ、相手に反撃の隙を一切与えない。最後は粘る糸谷九段を力強く押し切って、チームの望みをつなぐ大きな白星をもぎ取った。まさかのハプニングを乗り越えて見せた底知れぬ強さに、ファンは改めてエースの計り知れない実力を実感させられることとなった。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
