ABS秋田放送

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JA秋田中央会の会長に再任された小松忠彦会長が会見を開き組織改革の必要性など二期目への抱負を語りました。

だぶつくコメの在庫やコメ離れによる価格暴落への強い危機感も示しています。

JA秋田中央会の会長に再任された小松忠彦氏は由利本荘市出身の67歳。

JA秋田しんせいの会長などを歴任し3年前の2023年、中央会の会長に就任しました

小松会長
「結果まだこれからだという思いが私がありますのでそういう意味も含めて、もう一度一期なんとか取り組ませていただきたい」

1期目の3年間について「60点」と自己評価した小松会長。

県内のJAを1つに統合する構想について「現状は休止状態」と述べました。

小松会長
「今、組合正組合員の数が減っていて出資金が億単位で減少しているという実態もございます。こういったことを踏まえると、本当にJA組織を次の世代に継承できるのかという切実な課題があります」

小松会長は「まずはコミュニケーションの強化が必要」と述べたうえで、段階的に県北、県央、県南で連携を進め、10年以内に統合を目指す方針を示しました。

一方、見通しが立たないのが「コメの価格」です。

昨年度産のコメの民間在庫は4月時点で全国で249万トン。

このうち秋田県は全国トップクラスの21万トンの在庫を抱えています。

小松会長
「輸入米にシフトしたり、コメからパンや麦、麺類、そういったところに食材がシフトしている」「最低価格保証というものも提示できないという、今本当に厳しい状況下にあると思っています。倉庫に令和7年産のコメがまだ山積みになっているという状況の中で、これをどう処理していくか」

消費者のコメ離れにも言及した小松会長は「コメ価格の暴落が農家の生産意欲の低下につながる」と危機感をあらわにしました。

小松会長
「米価が暴落する、昨年はすごく3万円という形の中で、それが今年が半値になるということに なればですね、おそらく離農というのが進んでくるんじゃないか。これはもう生産量を維持できない、 どんなにスマート化とかなんとかっていうことを力を尽くしたとしても、生産量が落ちていくということに直結する、本当に危機的な状況を招くことだと思っています」

課題が山積みの県内農業をどう舵取りしていくのか。

小松会長2期目の任期は3年後の2029年の6月までです。

※6月30日午後6時15分のABS news every.でお伝えします