北中米W杯決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)で日本代表と対戦するブラジル代表が28日、ヒューストン市内のエナジーシェルスタジアムで前日練習を行った。冒頭15分間が報道陣に公開され、第2戦ハイチ戦で負傷したFWラフィーニャが欠席。FWネイマールが報道陣に手を振るなど、リラックスムードで調整していた。

 練習開始前からブラジル流のチームビルディングが鮮やかだった。選手たちは午前10時の開始に向けてピッチに入ってきたが、まずはMFカゼミーロやDFマルキーニョスのほかは控え選手で占められた約半数が先立って登場。続いてネイマールを先頭にFWビニシウス・ジュニオール、MFルーカス・パケタ、DFガブリエウ・マガリャンイスらスター選手が姿を現し、チーム内の派閥が垣間見えた。


 トレーニングは軽めのウォーミングアップが報道陣に公開され、選手たちはストレッチや瞬発系のランメニューで調整。カルロ・アンチェロッティ監督がMFブルーノ・ギマランイスやFWマテウス・クーニャに声をかけていた。報道公開が残り2分ほどとなったところで選手たちはセンターサークルに並んで“巨大ロンド”を行い、鬼3人に対してボールをつなぐお馴染みのメニューでボールの感覚を確かめていた。

 練習場には多数の日本メディア、ブラジルメディアが詰めかけ、メインスタンドの一角は移動するのも難しいほど。練習後にはスタジアム外で多数のブラジルメディアがライブ配信や収録を行っており、注目度の高さを感じさせた。

(取材・文 竹内達也)