大河ドラマ『豊臣兄弟!』市川團子演じる森乱を切り取る場面写真

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 本日6月28日放送された仲野太賀主演の大河ドラマ『豊臣兄弟!』第25回(NHK総合ほか)に森乱役で登場した市川團子のコメントが到着。初登場での短いせりふに込めた意味や、本能寺の変で主君・信長の最期に接したときの森乱の思いを語っている。

【写真】りりしい表情も 市川團子演じる森乱の名シーン

 大河ドラマ初出演の市川團子が演じる森乱は、幼い頃より織田信長に小姓として仕え、やがて近習となる。本能寺の変の際は、明智光秀の急襲を受け、信長とともに18歳の若さで討ち死にしたとされる。

 團子は初登場での相撲シーンについて、「相撲の前に、信長が森乱に『お主が相手をせえ』と伝え、それに対し森乱は『はっ』と言います。森乱は『お主が相手をせえ』の一言で、相撲の目的が裏切りの疑いがある家臣を罰するためのものという信長の考えを瞬時に見抜き、『全て分かっております、ご安心ください』という気持ちを込めつつ、しかし周りには悟られないように、ただ『はっ』と答えます。短いですが多くの意味を含む一言となりました」と回想。

 「その後も、相撲の目的を悟られないよう『手を抜いてもようございますか?』と冗談を言いながら、如何(いか)にも、ただ余興を楽しんでいるように振る舞っています。森乱は最初から最期まで『信長に対して、普通の一歩上を行く気遣いをする』ということを大切に勤めましたが、上記のシーンは一瞬の中でも、そのような性根がよく表れているシーンだなと感じています」と振り返った。

 また、信長役の小栗旬と共演した感想を「旬さん演じる信長と向き合った時に、その目の奥に宿る圧倒的な引力でぐっと芝居を導いていただいた感覚を鮮明に覚えています。他にも悩んでいるシーンの相談をしたら、『好きにやっていいよ。どのパターンでも受け止めるから大丈夫』と言葉をかけて頂き、とっても大きな包容力に助けていただいたなと思っています」と明かした。

 いよいよ近づいてきた本能寺の変については、「光秀の裏切りにより、業火の中で多くの敵を切り倒し、心身共に憔悴(しょうすい)しきった信長の元に駆けつけ、その寂しそうな表情をみた瞬間、心から『最期の時だけは、この人が安心して居られるように、自分にできる限りのことをしよう』と思いました。信長がいよいよ自害に至る時、信長に対する恩義や、武士として潔く死を見届けなければならないという気持ち、それでもやはり殿に死んで欲しくないと込み上げる想い、様々な感情が次々と波のように押し寄せてくる中で、殿の最期を迎えました」と語り、「森乱の気持ちの葛藤が見て頂く皆様にも伝われば幸いです」とメッセージを寄せた。

 大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、NHK総合にて毎週日曜20時ほか放送。