レバノン攻撃、交渉への影響懸念 ヒズボラへ報復とイスラエル

【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は14日、親イラン民兵組織ヒズボラを標的にレバノンの首都ベイルート南部を攻撃したと明らかにした。イスラエル軍はヒズボラ司令部を空爆したと表明した。これに先立ち、軍はレバノンから複数の無人機がイスラエル領内に飛来したと発表しており、ネタニヤフ氏は「ヒズボラによる攻撃に対する報復」だとしている。
米国とイランの戦闘終結に向けた交渉で、イランは米国との覚書締結の条件にレバノンでの戦闘終結を挙げており、イスラエルとヒズボラの交戦が障害となっている。米国がイスラエルに自制を求める中、今回のベイルート南部への攻撃が交渉に影響を及ぼす可能性が懸念される。
レバノン国営通信は14日、ベイルート南部で攻撃を受けたのは住宅ビルで、3人が死亡、10人以上が負傷したと伝えた。
イスラエル軍は13日にも過去24時間でヒズボラの拠点70カ所以上を攻撃したと発表した。ヒズボラがイスラエルを攻撃するための施設などが含まれると主張した。

