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石川県志賀町の海岸に、巨大な物体が漂着していることが分かりました。
その大きさは直径約2m。全長150mにも及びます。

どこから流れてきたのか、そしてその正体は。

■テレビ金沢・中條 栞 記者:
「海岸に流れ着いたこちらの物体。およそ160センチの私の身長をはるかに上回る大きさで、そしてずっと奥まで続いています」

海岸に漂着していた巨大な物体。
去年12月、現場をパトロールしていた警察官が発見した時には、まだ沖合を漂流していたということです。

「不気味ですよね、どこから流れてきたんかな」
「最初兵器かなんかかと思ってちょっと怖かった
「まあ異物なので早く、なるべくなら早く解体してほしいですよねこれは」

場所は、志賀町の富来漁港の近く、西海風無の海岸。
長さは約150メートルあり、曲がりくねった状態で岸に打ち上げられています。

この物体が漂着したのは、去年の12月25日。こちらはことし1月に漂着したばかりの様子を撮影したものです。大部分はまだ黒い蛇のように海に浮かんでいます。

■写真を撮影した松本 俊一 さん:
「あれですね、いま釣りしてる(人いる)ね、あの辺までずーっと来てたんですよ」
その漂着から、およそ半年。物体に近づいてみると。

■中條 記者:
「漂着した物体の側面ですが、会社名でしょうか。アルファベットが書かれていることがわかります」

ゴム管と鉄管がつながった構造でひどくさびていました。その正体は、フローティングホースと呼ばれるパイプラインで、海底の泥を吸い上げる浚渫に使われるものとみられています。県の調査で、ホースは中国製であることが判明。
製造元などに問い合わせたものの、出荷先となる所有者の情報は得られず、海岸を管理する県の撤去になるといいます。

■県資源循環推進課・岡 秀雄 課長:
「これほど長いもの、大型のものはあまり聞いたことがないですね」
「大型のものがあるので決して安全とは言えないと思いますし、我々としてはできるだけ早く撤去したいと考えています」

撤去には約5000万円がかかる見込みですが、環境省の補助金などを活用し、県の実質負担は、全体の4パーセントの約200万円となる見通しということです。
県は、6月15日から大型船を使ったホースの撤去作業に着手し、ことし秋頃の完了を目指しています。