「十分に内省を深めたとは言えない」大学生への傷害致死罪に問われている少年(19)に求刑通り懲役10年の判決
男子大学生を殴るなどして死亡させた罪に問われている少年の裁判員裁判で、熊本地裁は求刑通り懲役10年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、19歳の少年です。
判決などによりますと、少年は17歳で保護観察中だった2024年2月23日の未明、熊本市中央区安政町の路上で面識のない男子大学生2人に暴行を加え、1人を死亡させた罪などに問われています。
少年は、起訴内容を認め、「彼女ともめていた時に、笑われたと思い込んだ」と話していました。
弁護側は、突発的な犯行で殺意はなく、更生が期待できるとして情状酌量を求めていました。
8日の判決で、熊本地裁の今泉裕登裁判長は、「見境なく粗暴な行動に出る中で起こるべくして起こったものといえ、偶然起こってしまったというものではない」と指摘。
そして、「なぜ執拗な暴行に及んだのか明確な説明はできていないなど、十分に内省を深めたとは言えない」などとして、求刑通り懲役10年の判決を言い渡しました。
