北中米ワールドカップに向けてメキシコ・モンテレイ市内で事前キャンプ中の日本代表は4日、郊外の練習場でトレーニングを行った。左脚に違和感のあるMF遠藤航(リバプール)が2日続けて練習を欠席し、25人で全体練習を実施。午後5時の開始時点では小雨が降っていたが、蒸し暑い中での調整となった。

 想定外を乗り越えながらの事前キャンプが続いている。

 チームは当初、キャンプ地として市内中心部ティグレスのクラブ施設を使用予定だったが、先着したスタッフがピッチコンディション不良を確認。「天候の影響」(山本昌邦ナショナルチームダイレクター)のため、3か月前の視察時よりも大幅に悪化していた。2日のチーム到着後に森保一監督が練習場の変更を決断。初日3日は市内中心部の大学施設を使用していた。

 さらにこの日は市内郊外にあるモンテレイのクラブ施設に練習場を再変更。3日の大学施設もピッチが固く、「より良いピッチを求めて」変更したという。この日の練習はハーフコートのピッチでウォーミングアップを行った後、別のピッチで本格的なトレーニングを行う“ジプシー状態”。暑熱対策や大会中の試合に備えて選んだモンテレイの地で試練が立ちはだかっている。

 とはいえ、選手たちはアジア予選でこうした事態に慣れていることもあり、前日3日から雰囲気よく練習を行っており、目立った影響は感じていない様子だ。当日6月4日が25歳の誕生日となったMF久保建英(ソシエダ)ら選手たちには笑顔が見られ、通常通りに練習を行っていた。

 またこの日はトレーニングパートナーのDF藤川虎三(福岡U-18)、FW新川志音(シントトロイデン)、FW神代慶人(フランクフルト)、FW吉田湊海(鹿島)ら4人が練習に合流。全体練習に加わり、W杯チームに馴染んでいる様子だった。

(取材・文 竹内達也)