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難病の血管炎の治療薬「タブネオス」を投与された後に、20人の患者が死亡していたことがわかりました。厚生労働省は情報を精査し、安全対策を速やかに検討する方針です。

アメリカの企業が開発した「タブネオス」は難病の血管炎の治療薬で、長野県松本市の製薬会社「キッセイ薬品工業」が2022年から国内で販売を行っています。

キッセイ薬品工業によりますと、先月までにおよそ8500人の患者が服用したということですが、この薬を服用した患者20人が死亡したと報告があったということです。死亡した患者については、重篤な肝機能障害を発症しているとした上で、薬と死亡との因果関係はわからないとしています。

キッセイ薬品工業は、新規の患者への投与を控えるよう呼びかけるほか、薬を服用している患者に対しては、必ず主治医に相談してほしいとしています。

「タブネオス」をめぐって、FDAアメリカ食品医薬品局は、承認申請の書類に虚偽の記載が含まれていたと明らかにしています。

上野厚労大臣は「厚労省においても情報を精査しておりまして、必要な安全対策を速やかに検討していきたいと考えております」などと話しました。