「どこかの文化に入ったら、その文化を楽しもう」と題した動画で脳科学者の茂木健一郎氏が、自らの異文化体験について自身の考えを語った。茂木氏は、日本国内外を問わずさまざまな文化の違いを肌で感じてきた経験から、「世の中、世界にはいろんな国があって、いろんな文化があるのと同様に、日本という国一つとっても、その中にいろんな文化がある」と指摘し、多様な文化を体験しリスペクトすることの大切さを強調した。

動画内で茂木氏は、「どうしても人は自分の持って生まれたもの、それから今まで生きてきた経験の中で新しい文化に行ったときに拒絶反応したり、これは何なんだと思っちゃったりする」と率直な人間の心理に触れる一方、「僕はやっぱり移動して旅をして、日本国内でも例えば違う文脈の中に行ったら全然違う風になっている」と自身の体験を紹介。そのうえで「その文化に浸るっていうか観察する、経験するってことを大切にしている」と語った。

さらに茂木氏は、「一番いいのは自分の姿を消して、周りの人の様子をじっと見ているっていうのが一番いい。そこは学ぶことってたくさんある」と独自の視点を披露。「自分が行った文化が必ずしも自分とイコールではない。そこを離れてしまえば、またその文化とは違うロジックがあって、習慣があって、人々の様子がある」と述べ、文化経験が自身の成長や人生の多様性につながることを示唆した。

最後に、「どこの文化の中に入っても、リスペクトして観察してようていう、そういう謙虚な気持ちになる」「ぜひ皆さんもそういうふうに楽しんでいただけたらなと思います」と動画を締めくくり、視聴者にも異文化体験の楽しさやリスペクトの重要性を呼びかけた。

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