「魔法みたい」額縁の中で走り続ける電車 精巧なジオラマに10万いいね

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 額縁の中に表現された渓谷と、そこにかかる鉄道橋。右端から走ってきた電車は左端のトンネルへと吸い込まれ……。

 ジオラマであると同時に、絵画のようでもある不思議な作品が、Xで話題を集めています。

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■ 額縁の中を走る電車

 ジオラマ作家の「ジオラマ藤平」さんが、このほどXに投稿したのは、額縁に入った鉄道橋のジオラマの動画。

 額縁に入ったジオラマというだけでも珍しいですが、驚くのはそれだけではありません。動画を再生すると、額縁右のトンネルから電車が走ってきて、左端のトンネルへと消えていきます。それで終わりかと思いきや、また電車が右から出てきてまた左のトンネルへ……。

 投稿には「すっげぇえ〜〜!!!」「ずっと見てられます」「魔法みたいだ……」といった驚きのコメントが多数集まり、10万件を超すいいねが寄せられています。

■ 「魔法みたい」なループ構造

 動画では電車が動く様子は1周と少しだけしか見れませんが、ジオラマ藤平さんによれば、実際は崖の中を通って電車がループし、延々と橋をわたり続ける作りになっているそう。

 「電車が動くジオラマを壁に飾れたら楽しいかな?」という思いつきで作成したという今回の作品。「細い自転車のチェーンのようなものを自作し、そちらにオリジナルの車両を付け、モーターで回しています」とジオラマ藤平さんは、作品の仕掛けについて教えてくれました。

■ 半年かけた試行錯誤

 話を聞く限りはかなりシンプルな作りをしているようですが、ギミックをうまく動かすまでには半年近い試行錯誤があったそう。

 うまくいかない部分の解決策を思いつくまでに何日もかかった挙げ句、その解決策がボツになったこともあるとか。

 動画を見ただけでも「逆さまになる電車が落ちないようにするには」や「トンネル内部を突っかからずに走らせるには」など、シンプルながらに厄介な問題がいくつもありそうなようすがうかがえます。

■ 展覧会で実物展示も

 絵画としても、ジオラマとしても楽しむことができそうなこの作品は、東京・巣鴨のさかつうギャラリーで9月13日から21日まで(木曜定休)開催される、ジオラマ藤平さんの展示会「のんびりジオラマ眺める展 藤平翔の情景ジオラマ展示会」にも展示される予定とのことです。

 気になった方はぜひ足を運んでみては。

<記事化協力>
ジオラマ藤平さん(@fujihira_sho)

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025090202.html