動画『「お笑い」参議院選挙2025。どーする国難日本!?』が公開され、脳科学者の茂木健一郎氏が出演。参議院選挙に向けて日本の“国難”や「日本人ファースト」論、消費税、組織票、さらには選挙戦略における外国人問題と多様性について、笑いを交えながら独自の視点で語った。

茂木氏は冒頭、「◯◯無双って言っても、投票日の開票の時じゃ遅い。事前に無双しないと意味がない」と持論を述べつつ、自身がコメディアンも名乗る脳科学者として、時に笑いも交える必要があると語った。

今回、選挙戦略として話題の「日本人ファースト」について、「批判はあるけど、投票権を持つのは日本人だけ。選挙戦略としては分かる」と理解を示しつつも、「一番の問題は日本人だけで日本を回せるかどうか」と懸念を表明。少子化や高齢化による労働力不足を指摘し、「おじいちゃんおばあちゃんも80でも90でも働ける人は働くしかない。“定年制廃止”したらいいんじゃないか」と冗談を交えて語った。

また、近年話題となる外国人受け入れ論について「日本人ファーストって外国人排斥とは違う」と明言しつつ、「良い外国人も悪い外国人も、脳科学的には簡単に区別できない」と指摘。「昔、顔学の権威・原島博さんから『詐欺師の平均顔が一番いい人になる』と聞いた。すごい詐欺師は '良い人' だっていう」と理由付けし、「結局、良い日本人と悪い日本人も見分けができない。外国人犯罪が増えてるイメージがあるが、統計的にはそんなに変わらない」と冷静な目を求めた。

消費税や選挙のポピュリズム論にも触れ、「与党が痩せ我慢して消費税下げを掲げない一方で、野党もいざ政権取っても下げられないだろう」と現実を指摘。「政府と言っても、経済主体でもあるから、サービスの対価としてお金を受け取り、インフラにもお金が必要。だからいくら税を下げるといっても限界がある」と述べ、経済の側面からも“解決策”を探った。

さらに、SNS時代の選挙では「生成AIの進歩で、外国の勢力による介入が、言語の壁を軽々と超えてる」と警鐘。「本当に困った話だが、国境がなくなる良さとリスクの狭間にいる」と語った。

最後に茂木氏は「正直どんな政党が勝っても、どんな座組になっても、それはそれで頑張ってほしい」と締めくくり、「仲間なんだから多様性を大事にして、みんなで力を合わせていきましょう。投票場には必ず行きましょう」と投票の意義を強調。「どの政党も勝たせてあげたいくらいだが、よく考えて投票してほしい」と呼びかけ、動画を締めくくった。

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