Jリーグは27日、2024年度のクラブ経営情報を先行開示し、3月決算の柏レイソルと湘南ベルマーレを除いた58クラブの決算データが公開された。トップチーム人件費では浦和レッズが31億8600万円で最も多く、ヴィッセル神戸が28億1000万円、川崎フロンターレが27億4400万円で続いた。

 Jリーグは今回の経営情報開示から、これまでトップチーム人件費で計上していた移籍金や連帯貢献金などを「移籍関連費用」の項目に計上している。そのため、トップチーム人件費に関して昨年度比の単純比較はできなくなったが、移籍関連費用を除けば前期比約110%の増加となったという。

 その背景には売上高の増加がある。Jクラブで唯一、売上高が100億円超えしている浦和は23年度の103億8400万円から本年度の102億1100万円へ微減となったが、他のJ1クラブは総じて大幅アップ。新スタジアム建設で入場料収入が伸びたサンフレッチェ広島は41億9800億円から80億3500万円に伸びたことで人件費も昨季10位から5位に上がり、J1昇格を果たしたFC町田ゼルビアも売上高が34億900万円から57億5400万円に伸びたことで人件費も15位から7位に浮上した。

 Jリーグによると、売上高が増加したのはJ1が17クラブ(柏、湘南を除くため総数18クラブ)、J2が14クラブ、J3が17クラブ。トップチーム人件費においてもJ1の13クラブ、J2の13クラブ、J3の14クラブで増加したといい、ピッチ内外での収入増が戦力強化につながっているようだ。

 トップチーム人件費のランキングは以下のとおり(カテゴリは昨季)

▼J1

1.浦和レッズ 31億8600万円

2.ヴィッセル神戸 28億1000万円

3.川崎フロンターレ 27億4400万円

4.名古屋グランパス 27億1900万円

5.サンフレッチェ広島 26億8200万円

6.ガンバ大阪 25億4800万円

7.FC町田ゼルビア 24億7800万円

8.鹿島アントラーズ 24億7500万円

9.横浜F・マリノス 23億6600万円

10.FC東京 23億3400万円

11.北海道コンサドーレ札幌 21億7600万円

13.ジュビロ磐田 19億4800万円

14.セレッソ大阪 18億2500万円

15.京都サンガF.C. 16億8000万円

17.アビスパ福岡 14億2400万円

19.サガン鳥栖 10億8100万円

21.アルビレックス新潟 9億7000万円

22.東京ヴェルディ 9億200万円

※柏、湘南は後日発表

▼J2

12.清水エスパルス 21億5700万円

16.V・ファーレン長崎 15億1900万円

18.横浜FC 14億700万円

20.{[c|徳島ヴォルティス}} 10億1000万円

23.ジェフユナイテッド千葉 8億8900万円

24.ベガルタ仙台 7億3400万円

25.モンテディオ山形 7億2500万円

27.ファジアーノ岡山 6億6800万円

28.大分トリニータ 5億4800万円

29.ヴァンフォーレ甲府 4億7600万円

31.レノファ山口FC 4億4700万円

34.水戸ホーリーホック 3億7200万円

35.いわきFC 3億6700万円

36.鹿児島ユナイテッドFC 3億4200万円

37.栃木SC 3億3900万円

39.ザスパ群馬 3億2600万円

40.愛媛FC 3億1600万円

41.ブラウブリッツ秋田 2億9600万円

44.ロアッソ熊本 2億7300万円

45.藤枝MYFC 2億7000万円

▼J3

26.RB大宮アルディージャ 7億1900万円

30.松本山雅FC 4億6900万円

32.FC今治 3億9900万円

33.ツエーゲン金沢 3億7800万円

38.SC相模原 3億3200万円

42.FC岐阜 2億8700万円

43.いわてグルージャ盛岡 2億7900万円

46.AC長野パルセイロ 2億3900万円

47.ギラヴァンツ北九州 2億3500万円

48.カターレ富山 2億2800万円

49.FC大阪 2億2200万円

50.FC琉球 2億2100万円

51.テゲバジャーロ宮崎 1億9700万円

52.奈良クラブ 1億8800万円

53.アスルクラロ沼津 1億8500万円

54.福島ユナイテッドFC 1億7500万円

55.カマタマーレ讃岐 1億7300万円

56.ヴァンラーレ八戸 1億4400万円

57.ガイナーレ鳥取 1億4200万円

58.Y.S.C.C.横浜 9700万円

(取材・文 竹内達也)