ヘッドライトなぜ黄ばむ? 「古臭い」印象は払拭出来る? 変色避けられないのどうして? 効果的な対処法とは

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ヘッドライトが黄ばむのはなぜ?黄ばみがひどいと車検に通らない?

 クルマのヘッドライトは、長年使用していると黄ばみやくすみが発生します。

 この黄ばみは単なる見た目の問題ではなく、車検の合否にも影響を与える可能性があるため注意が必要です。

2024年夏から、ヘッドライトの車検は一部でロービームが対象に

【画像】「えっ!」これは黄色すぎ! めちゃ綺麗になったヘッドライトがこれです。(26枚)

 ヘッドライトの黄ばみの主な原因は、紫外線や経年劣化です。

 現在のクルマのヘッドライトはポリカーボネート製が一般的ですが、この素材は衝撃には強いものの、紫外線に弱いという特徴があります。

 そのため、長時間直射日光にさらされることで表面のコーティングが劣化し、黄ばみが発生してしまいます。

 また、洗車時の摩擦や飛び石による微細な傷、水垢の蓄積なども黄ばみの原因となります。

 これらの要因が重なることでヘッドライトの透明度が低下し、光量が不足してしまうのです。

 特に、屋外駐車が多いクルマや、メンテナンスをあまりしていないクルマほど黄ばみが進行しやすい傾向があります。

 また、ヘッドライトの黄ばみがひどい場合、車検に通らなくなってしまう可能性があります。

 これについて、都内の整備工場スタッフは、次のように話しています。

「車検では、ヘッドライトの光量に規定が設けられています。

 また、光の色も白でなくてはなりません。

 万が一、くもりによって基準が満たなくなってしまった場合は、交換が必要になってしまう可能性も考えられます」

 車検の検査基準では、ヘッドライトの光量は6400カンデラ以上と定められています。

 もし、ヘッドライトが黄ばむことで光が拡散したり減少したりすると、この基準を満たせなくなる可能性があります。

 特に、2026年8月からはヘッドライトの検査方法の変更が全国に適用され、ハイビーム(上向き)だけでなくロービーム(下向き)での検査も義務化されます。

 これまでは、ロービームが基準値を満たしていなくても、ハイビームが基準をクリアしていれば車検に通ることができました。

 しかし、ロービーム検査の適用後は、ロービームが車検不適合になった時点でヘッドライトを交換しなくてはならなくなります。

 ロービームは光量不足がより顕著に影響するため、これまで以上にヘッドライトの状態に注意することが必要です。

ヘッドライトの汚れを落とすにはどうすれば良い?

 ヘッドライトの黄ばみは、自分で除去することも可能です。市販のクリーナーや研磨剤を使用すれば、ある程度の透明度を回復できます。

 自分で対処する場合は、まずヘッドライトの周囲をマスキングテープで保護し、汚れをしっかり落として表面を清潔にします。

  軽度の黄ばみであればコンパウンド(研磨剤)で磨くだけで改善されますが、重度の黄ばみの場合はコンパウンドを使用する前に耐水ペーパーを使って研磨するのが効果的です。

 その後、細かいコンパウンドで仕上げ磨きを行い、最後に専用のコーティング剤を塗布することで紫外線から保護できます。これを定期的に行うことで、黄ばみの進行を防ぐことが可能です。

 また、「自分でやるのは面倒」「キレイに仕上げたい」という場合は、ディーラーやカーショップに依頼するのも一つの手です。

 プロの手で専用の機材やコーティング剤を使用すれば、より長期間クリアな状態を維持できるでしょう。費用の相場は3000円〜1万円程度ですが、クルマの状態によってはもう少し高くなることもあります。

 また、ヘッドライトの黄ばみは、発生してから除去するよりも、事前に予防することが大切です。

 前出の整備工場スタッフは、ヘッドライトの黄ばみ予防対策について、次のように話しています。

「大切なのは、ヘッドライトを紫外線に当て続けないようにすること、なるべく汚れがつかないようにすることです。

 カバーをかけて日光や汚れを避けるようにすると良いでしょう。

 また、もし黄ばんでしまった場合でも、黄ばみが軽いうちにこまめにメンテナンスしてあげれば、そこまでひどくなることはないかと思います」

ヘッドライトの汚れを落とすにはどうすれば良い?

 他にも、ヘッドライト専用のコーティング剤を定期的に塗布するなどの方法もあります。

  紫外線による劣化を防ぐためには、定期的なコーティングが有効です。市販のコーティング剤は簡単に塗布できるものが多く、ヘッドライトをクリアな状態に保つための手助けになります。

※ ※ ※

 ヘッドライトの黄ばみは、放置すると車検不合格の原因になる可能性があります。特に、2024年8月以降の車検基準強化により、光量不足の影響がより大きくなるため、事前に対策しておくことが重要です。

 軽度の黄ばみなら自分で対処できますが、長持ちさせたい場合はプロに依頼するのもおすすめです。

 さらに、黄ばみを予防するためにコーティングを定期的に行ったり、直射日光を避ける駐車環境を整えたりすることも効果的です。