「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(1月23日(木)〜1月29日(水))注目した数字をご紹介します。今回はメディア企業の動向についてです。

200人

CNN、全従業員の6%削減でデジタル強化へ

ワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のCNNは、全従業員の6%にあたる約200人を削減した。視聴習慣の変化を受け、ストリーミングを軸にデジタル戦略を強化する。CEOのマーク・トンプソン氏は、デジタル転換を進めるために7000万ドルを投資し、今年前半に約100人を新規採用すると発表。新たなストリーミングサービスの導入も視野に入れている(bloomberg.com)。

81%増

専門家相談のJustAnswer、前年比81%増で急成長

競合調査ツールのシミラーウェブ(Similarweb)は、トラフィックの成長率がもっとも高いサイトを紹介する「Digital 100」リストを発表した。1位は、消費者が医師、住宅修理の専門家、弁護士、獣医師などにオンラインで相談できるギグエコノミープラットフォーム「JustAnswer.com」だった。同サイトの訪問者数は前年比81%増となり、月間ユニークビジター数(MUV)は1160万から2100万へと急増。JustAnswerに登録する専門家にとっては、 店舗維持費や広告費なしで専門知識を提供できる場として拡大しており、利用者の増加が続いている(searchenginejournal.com)。

9740万ポンド

リーチ社、業績好調で株価が急上昇

デイリーミラー(Daily Mirror)などを運営するリーチ社(Reach)は、2024年の調整後営業利益が9740万ポンド(約188億4036万円)を超える見通しだと発表した。この発表を受け、同社の株価は26%上昇した。業績好調の背景には、昨年末のデジタル広告収入の好調に加え、過去数年間の大規模なコスト削減の効果がある。同社は2年前に約800人の人員削減を実施し、経営の効率化を推進。その結果、コスト削減が利益を押し上げ、2024年の利益は市場予想を上回る見込みとなった。一方で、60人以上の編集職を新規採用し、一部のメディアブランドで紙・デジタル統合の「シングルチーム体制」を導入。これに伴い、主要な編集幹部の退職も相次いでいる(theguardian.com)。[原文:Media Briefing: TikTok’s U.S. shutdown has little impact on publishers’ traffic and video strategies]編集/坂本凪沙